メイロのゲームパノラマ

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#15 トロールより絵が下手な男〈ウィッチャー3〉

 

 

前回、男爵一家の物語を見届けたゲラルト。本筋に戻る前にやりかけのサイドクエストやウィッチャーへの依頼をチェックします。

 

 

サイドクエスト 志願兵

 

途中になっていたサイドクエストの続きです。

 

オクセンフルトの商人から絵の具を入手していたので、絵の具を欲しがっていた岩トロールのところへ持って行ってあげることにします。

 

絵の具を渡すと、トロールは絵の具を欲しがっていた理由を話してくれました。彼は絵の具でレダニアの紋章を描き、ここがレダニアの要塞だと示したかったようです。

 

しかしトロール本人は紋章の描き方がわからないようです。ゲラルトはレダニアの鳥を描いてほしいと頼まれます。

 

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選択肢は「やってみよう」「お前がやった方がいい」のふたつ。

 

「やってみよう」

 

「やってみよう」と答えるとトロールのかわりにゲラルトがレダニアの紋章を描くことになりました。

 

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結果、かなり個性的な紋章が描かれることになりましたが、トロールは満足してくれました。なんでしょうかこの気の抜けた翼の描写は。

 

「お前がやった方がいい」

 

トロール自身に絵を描かせる選択肢も見てみました。結果は……。

 

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なんとゲラルトが描いたものよりはるかにまともな紋章が出来上がりました。ですが、本人はこの鳥はかっこ悪いと言って悲しそうにしています。

 

トロールの美的感覚はよくわかりませんが、ゲラルトが紋章を描く方の選択肢で進むことにしました。トロールも喜んでくれたし、この下手な……もとい、味のある絵が残るほうがおもしろいです。

 

〈サイドクエスト 志願兵 完了〉


サイドクエスト 野獣の心

 

ニーレンの依頼

 

ブラックボーの掲示板にウィッチャー向けの依頼がありました。いなくなった妻の行方を探す夫の依頼です。

 

  • 依頼主:ニーレン
  • 目的:数日前に失踪した彼の妻ハンナの捜索


ニーレンから依頼を受けた後、村で聞き込みをすると、ハンナは森へ向かったらしいことがわかりました。手がかりを追うため、ゲラルトも森へ向かいます。

 

森に入ると、ハンナの姉、マルグリットが現れました。彼女は「ハンナはもう生きていない。ニーレンの倍の報酬を払うから調査をせずに立ち去ってくれ」と言ってきます。

 

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妹がどうなったのか気にならないのかと尋ねると、彼女は「ハンナは確実に死んでいる。私にはもう彼しかいない。ニーレンはハンナが死んでいると知ったら仇を取ろうとして危険な目に遭う。彼には幸せに生きて欲しい」と語ります。

 

彼女の言い分もわからなくはないですが、やっぱり怪しさの方が上回ります。それに村で聞き込みをした時「ハンナはもうひとりの女性と共に森に向かっていた」という目撃情報があったことも気になります。ただの事故かと思っていましたが、なにやら事件の匂いがしてきました。

 

マルグリットの頼みを断りハンナを探すと告げると、彼女は「ウィッチャーは血も涙もない」と言って怒りながら去っていきました。

 

ウィッチャーの感覚を研ぎ澄ましつつ森を捜索すると、八つ裂きにされた死体と大量の血痕が見つかりました。ハンナの遺体で間違いないようです。周囲には鋭い爪の跡もあります。ゲラルトはハンナの死は人狼の仕業だと結論づけました。

 

人狼の痕跡を追うと森の中の掘っ立て小屋に行き着きます。中に入ると、メモを発見しました。メモを書いたのは人狼本人のようです。

 

そこには、人狼化した男が人間に戻った時口に血の味が残っていたこと、人狼化していた時の記憶がないことが書かれていました。さらに、ハンナへの愛で自分をコントロールしているという内容も記されていました。つまり人狼の正体はニーレンだったことになります。ハンナを殺したのも彼なのでしょうか。

 

事件の真相

 

小屋の地下は洞窟になっていました。奥へ進むと人狼が現れ、戦闘になります。さっきまで村に居たニーレンが急に現れると思っていなかったのでめちゃくちゃビックリしました。人狼の体力が減ったところでイベントシーンが始まり、マルグリットが現れました。

 

彼女はニーレンが人狼であることを知っていたようです。「彼はもう少しで私のものになる。放っておいて」と叫んでいます。

 

ゲラルトは彼女に詳しい話をするよう促します。

 

ニーレンの秘密を知ったマルグリットは、ハンナがそれを知ればニーレンの元から逃げ出すだろうと思ったそうです。それでニーレンが人狼になるところをハンナに見せたようです。結果としてニーレンは愛する妻を手にかけることになってしまったのです。ハンナを死なせる気はなかったと言いますが、マルグリットの言動から反省や後悔の念はあまり感じられません。

 

話を聞いていたニーレンは、マルグリットを殺してやると言い出します。望んで人を殺すのは初めてだ、と。

 

ニーレンを止めるか否か、ゲラルトに判断が委ねられます。

 

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時間制限付きで深く考える間がありませんでしたが、ニーレンを止めませんでした。

 

画面は暗転し、マルグリットの断末魔が響き渡ります。立ち去ろうとするゲラルトをニーレンが呼び止めました。そして、自分を殺して欲しいと懇願されます。ゲラルトはロープと丈夫な木を探せと言い放ちますが、ニーレンは何度もそうしようとして実行することができなかったと言います。それを聞いて、ゲラルトは彼の頼みを受け入れました。

 

〈サイドクエスト 野獣の心 完了〉

 

当初想像していたよりも衝撃的な結末でした。ニーレンを止めずにマルグリットを殺めさせる選択肢が正しかったのかはわかりませんが、自分なりに納得はできたのでこのまま先に進むことにしました。