ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください
前回、キーラに頼まれて呪われた島の呪縛を解くことになったゲラルト。呪いの元であるアナベルの恋人だったグレアムを島に連れてくることになりました。
サイドクエスト ネズミの塔
オレトンという小さな漁村にグレアムの家はありました。
話をしてみると、グレアムは本当にアナベルを愛していたようです。彼の家にはアナベルを偲ぶ祭壇が置かれていました。
グレアムはアナベルが眠り薬を飲んだとは知らず、薬を飲んで死んだと思い込んでいたようです。アナベルの話をすると、グレアムは臆することなく島に行くと言ってくれました。
グレアムは塔でアナベルと対面します。愛を証明してと言われたグレアムは、おぞましいペスタの姿になったアナベルに口づけようとします。
ふたりの唇が重なる瞬間、アナベルは生前の姿に戻り、ふたりは真実の愛の口づけを交わしました。
ゾンビとキスをするくらい恐ろしい試練でしたが、グレアムは愛の力でそれを成し遂げました。
そして、アナベルを抱きしめるグレアムの腕から力が抜けおちていき……。
グレアムは絶命していました。彼の傍らで、満たされた様子のアナベルは消えていきました。
二人は共に永遠の眠りにつくことができたようです。グレアムが死んじゃうとは思いませんでしたが物語として美しく終わったのでこれで良かったとしましょう。
島の呪いが解けたことをキーラに告げると、約束通り魔法のランプをくれました。
〈サイドクエスト ネズミの塔 完了〉
ゲラルトが去ろうとすると、キーラは「ちょっと頼みがある」と言い出します。ノヴィグラドから届く予定の大事な荷物が届かないので様子を見てきてほしいそうです。
キーラに半分騙されてエルフの遺跡を巡った上、キーラの頼みでハエとネズミまみれの呪われた塔で奮闘してきたばかりのゲラルト(本来はシリを捜索中)に対してよくそんなことが言えるなと思うのですが、続きが気になるのでやっぱり承諾してしまいます。
キーラは親切にすると遠慮なくどんどんつけ入ってくるタイプのようですね。
サイドクエスト 万霊祭
キーラの家を出ると祈祷師に声をかけられました。彼はゲラルトにウィッチャー向けの仕事を依頼しに来たようです。
祈祷師は万霊祭が近いので儀式を行うのだと言います。しかし、儀式ではときに呪われた魂も呼び覚まされることがあるようです。危険な儀式をなんとか執り行うため、祈祷師はゲラルトの力を必要としているそうです。
次から次へと頼みごとを持ち掛けられて大変ですが、これもウィッチャーの仕事です。「力を貸そう」と答えます。
真夜中にファイク島のストーンサークルで祈祷師に話しかけると、儀式が始まりました。ストーンサークルの中央には炎が燃え、祈祷師が祈りを捧げます。周囲には村人たちも集まり、祈祷師とともに祈りの言葉を唱えています。
儀式を邪魔させないようにと頼まれたゲラルトは、寄ってきたドラウナーやウォーター・ハグを倒します。
祈祷師が迷える魂に呼びかけると、亡霊が姿を現しました。その霊は祈祷師のことを「父殺し」と呼びます。
すると、そこにウィッチハンターたちが現れます。冒涜的な儀式をやめ、解散するよう命じてきました。
ゲラルトはウィッチハンターを追い払うか、彼らに従うかの選択に迫られます。
ここは祈祷師の頼み通り、ウィッチハンターを追い払うことにしました。もちろん彼らはお帰りくださいと言って帰ってくれるわけもなく、結局戦いになります。
儀式が始まる前には「どうせ悪霊がわらわら出てくるんだろうな」と思っていましたが、生きている人間を斬ることになるとは思いませんでした。祈祷師も木の杖を持ってウィッチハンターをぶん殴っています。
ウィッチハンターたちは無事倒しましたが、ストーンサークルに血が流れたことで邪悪なものたちが引き寄せられてしまったようです。幽鬼が襲ってきました。
ゲラルトは幽鬼を倒しましたが、集まっていた人々は逃げ、儀式は中断されてしまいました。
ゲラルトは儀式の途中で現れた霊について祈祷師に尋ねます。このままでは本当にあの霊が祈祷師に憑りつきかねない。そう考えたゲラルトは、祈祷師から彼の父の遺体がある場所を聞き出しました。祈祷師の父の霊を鎮めるには、遺体を正しく葬る必要があるようです。
サイドクエスト 惨めな生活
祈祷師の父の遺体がある場所に向かっていると、犬がオオカミの群れに襲われそうになっているところに出くわしました。ゲラルトはその犬を助けます。
すると、その犬はゲラルトをどこかへ案内するように進んでいます。犬についていくと、小さな家に着きました。周囲にはゴロツキがウロウロしていて、中で何かあった様子です。
ゴロツキを倒して小屋に入ると、「隠者ドルズスの手記」と、その手記を書いたらしい人物の遺体がありました。彼は外にいたゴロツキたちに殺害されたようです。手記を読むと犬は彼の飼い犬だったらしいこともわかりました。
小屋を出ると犬は去った後でした。犬の飼い主を救うことはできませんでしたが、仇はとったので良しとしましょう。犬が持っていた鍵のおかげで、小屋の主が残したアイテムを貰うこともできました。
〈サイドクエスト 惨めな生活 完了〉
サイドクエスト万霊祭の続きに戻ります。
沼に行くと、祈祷師の父の遺体が見つかりました。特殊な地形のためか、遺体は原型を保っていました。ゲラルトは遺体をイグニで燃やして浄化します。
祈祷師にもう父親の悪霊は現れないだろうと報告すると、お礼をくれました。彼の父親は残忍な男だったようです。祈祷師は父親が自分の母親にしたことが許せず、父を殺めたのだと語りました。
〈サイドクエスト 万霊祭 完了〉
サイドクエスト 友人との接し方
キーラに頼まれた荷物の捜索に戻ります。
目的の場所に行くと、荷馬車は何者かに襲われたようでした。荷物が奪われていなかったということは盗賊ではなく怪物でしょうか。御者は致命傷を負って息絶えていました。
問題はキーラの荷物です。無事回収できたのですが、その中身はキーラの言ったような貴重な研究材料などではなく、高級肉にワイン、香辛料といったごちそうでした。
次回に続く……。