ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください
前回、アンナの現状を男爵に伝えたゲラルト。アンナ救出の手伝いを頼まれ、男爵とその部下とともに湿原の村に向かいます。
サイドクエスト 再びクルックバック湿原へ
湿原の村に行くと、そこにはタマラとウィッチハンターのグラデンとその部下たちがいました。タマラたちもアンナを探してここへやって来たようです。
男爵とタマラは久々の対面を果たします。タマラに戻ってきて欲しい男爵と男爵を許す気のないタマラとで話は揉めますが、その前にアンナを探すことになりました。
しかし、アンナの姿はありません。
そのかわりにゲラルトたちが発見したのは怪物のような姿に変えられたアンナでした。一見しただけではアンナであることがわからないほどでしたが、手に刻まれた刻印がアンナであることを示していました。
すると、騒動に気付いた魔女たちがドラウナーの群れを送り込んできました。さらに、フィーンドという巨大な怪物まで現れます。
ゲラルト、男爵とその部下、タマラとウィッチハンターという奇妙なメンバーで協力して怪物を倒します。
落ち着いたところで再びアンナの話に戻りました。アンナは妖婆の呪いで怪物の姿になってしまったようです。しかし、呪いを解こうにも何らかの情報が無ければ対処しようがありません。
そこで、ここら辺で唯一何か知っている可能性のあるジョニーに話を聞くことになりました。
アンナの呪い
ジョニーの話によると、アンナは子供たちが逃げた責任を負わされ、妖婆に呪いをかけられたようです。その儀式は村の地下で行われ、アンナの髪の毛が使われたという情報を得ることができました。
村に戻ってグラデンと一緒に地下を探ると、髪の毛が編み込まれた人形が並んでいました。黒魔術に使う人形のようです。
複数の選択肢の中から、アンナを呪うために使われた人形、つまりアンナの特徴に合った人形を選ぶことになりました。
ピンと来たのが赤いビーズをつけた人形です。アンナの特徴を考えた時に思い浮かんだのが赤いビーズのようなネックレスでした。
絶対これだと思ったのですが、グラデンはここらへんの女性の装飾としてはありふれているといいます。
消去法で紫色のタチアオイの花がついた人形を選ぶと、ゲラルトは「アンナが一番好きな花だと男爵が言っていた」とつぶやきます。そんな情報は完全に忘れていましたが、これっぽいので花がついた人形を選びます。
地下から戻ると、アンナの呪いは解けていました。
しかし、アンナは自らもう長くないことを悟り、タマラと男爵に別れを告げます。
妖婆との契約は命ある限り続くものであり、呪いが解かれた今、アンナの命は尽きようとしているようです。
アンナが息を引き取ると、タマラは激しく嘆きます。
男爵は「放っておいてくれ、報酬はクロウパーチで渡す」とだけ言って去っていきました。
タマラが心配でしたが、彼女にはグラデンがついていて、タマラをしっかり支えてくれるようです。グラデンはウィッチハンターにしてはわりと理知的で冷静で思いやりがある人のようなので、タマラを任せても大丈夫そうです。
男爵の絶望
クロウパーチへ向かうと、男爵は家の前の大木で自ら命を絶っていました。かつては力強さを感じさせたその身体は力なくぶら下がり、風に揺られ、雨に打たれています。
その側には兵士長がいましたが、男爵の遺体を引き下ろすことも、悲しむこともせず、落ち着き払っていました。
兵士長は、男爵を尊敬していたが彼はクロウパーチに来てから手ぬるくなったと語ります。これから自分が新体制を編成する、と意気込んでいるようです。
男爵の足元には、タマラとの思い出が詰まった布製の人形が置かれていました。
こんな形で男爵一家の物語が終わってしまったことはかなりショックでした。
男爵とアンナの話には救いようのなさが重なり続けていましたが、この結末はあまりにも……という感じです。
調べたところ、男爵とアンナ、ダウンウォレンの村人と湿地の子供たちの運命は、囁きの丘で木の精霊を解放するかどうかで分岐するようです。
どちらの選択肢ならば納得できるのか自分でもわかりませんが、せめて今回とは違う結末を見ておきたいと思い、囁きの丘で儀式を行う前のセーブデータをロードすることにしました。
次回へ続く……。