メイロのゲームパノラマ

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#14 男爵一家の物語に一区切り〈ウィッチャー3〉

 

 ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください

 

 

前回、木の亡霊を復活させたことで衝撃的な分岐に進んでしまったゲラルト。木の亡霊を復活させる前の個所からやり直すことにしました。

 

 

サイドクエスト 囁きの丘/森の貴婦人たち

 

儀式を行わずに木の根の心臓部を破壊することを亡霊に告げると、彼女は抵抗します。亡霊が引き寄せたと思われる大量のエンドレガ・ワーカー(昆虫種の怪物)に襲われてしまいました。

 

なんとか怪物たちを倒して亡霊の心臓部を破壊すると、亡霊は呻きながら消えていきました。

 

〈サイドクエスト 囁きの丘 完了〉

 

長老に木の亡霊を倒したことを報告します。

 

もう悪霊が戻ってくることはないのかと訊ねる長老に、ゲラルトは「ない」と言い切ります。長老は一安心したようでした。

 

報酬である長老の片耳を受け取って湿地に戻ります。

 

湿地の魔女たちは木の亡霊を倒したことを喜んだようです。しかし、木の亡霊を倒したことで子供たちを救うことはできなくなってしまいました。

 

子供たちは太って食べ頃だという魔女たちの言葉を聞いて、アンナは絶望的な表情を見せます。

 

〈サイドクエスト 森の貴婦人たち 完了〉

 

クロウパーチで男爵にアンナの現状を報告します。そして前回同様、ゲラルトはアンナ救出に同行することにしました。

 

〈メインクエスト 家庭の事情 完了〉

 

サイドクエスト 再びクルックバック湿原へ

 

ダウンウォレンに行くと、二人の村人が縛り首にされていました。魔女に関わったという理由でウィッチハンターの裁きを受けたようです。

 

しかし、亡霊を倒したため村人たちが惨殺されるという展開は回避できたみたいです。

 

男爵と共に湿地の村へ行くと、前回同様タマラとウィッチハンターがいました。皆でアンナを探します。

 

アンナは見つかりましたが様子がおかしくなっていました。彼女は意味不明なことを呟き、こちらの言葉は聞こえていないようです。タマラのことも男爵のこともわからないようでした。

 

このタイミングで、前回同様、魔女たちが怪物を送り込んできます。怪物を倒して再びアンナの話に戻ります。

 

タマラは母親がおかしくなったのは呪いのせいだと思ったようです。しかし、ゲラルトはこれは闇の呪文ではないと断言します。

 

お腹の子の死、クロウパーチからの脱出、魔女の奴隷としての日々、そして湿地の子どもたちが魔女に命を奪われ……。アンナが正気を失うのは無理もないことでした。

 

呪いでないならゲラルトにもどうすることもできません。この場にいた人々はアンナが元に戻ることはないという絶望を突きつけられます。

 

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すると、男爵はアンナを〈青色山脈〉の世捨て人のところへ連れて行くと言います。男爵はその世捨て人ならばアンナを治せる可能性があると話します。

 

タマラは母親を男爵に引き渡すことを拒否します。しかし、グラデンに説得されたことと男爵がアンナを守ると誓ったことで、タマラは提案を受け入れました。

 

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男爵はきっと全てうまくいく、アンナを治療したらお前を迎えに行くとタマラに告げて去りました。

 

タマラはゲラルトに色々あったけど感謝すると言ってくれました。彼女は今後もグラデンと共に、〈永遠の炎〉の一員としてオクセンフルトで任務を続けるようです。

 

〈サイドクエスト 再びクルックバック湿原へ 完了〉

 

一区切り

 

というわけで、男爵一家との物語が一区切りつきました。

 

一応前回のデータも残していたのですが、木の亡霊を倒した今回の分岐で先に進めていこうと思います。

 

とはいえこの分岐では湿地の子どもたちを救うことができないこと、そしてアンナのことで迷いもありました。

 

アンナが死んでしまう分岐では、彼女は死の直前に男爵とタマラに別れを告げることができました。正気を失ったままでいるより、アンナにとってはそちらの方が良かったのではという気もします。

 

ですが、男爵の死で終わってしまうのはどうしても……という思いがありました。

 

改めて考えると男爵は不思議なキャラクターだなと思います。アル中で暴力的で、どう考えてもクズとしか思えないのに死なれてしまった時なんだかつらい気持ちになりました。関わりを深めていくうちに親しみみたいなものを抱いていたようです。

 

豪放で乱暴だけど人間味があって、絶対的な強さの中に情けないくらいの弱さがあって……。共感とも好感とも違うけど、いつの間にかなんか憎めない気持ちになっていました。

 

日本語吹き替えのキャストの良さも男爵の人間性を引き立てていたんじゃないかなと思います。強くて乱暴なだけじゃない男爵の人間味を感じさせる声が心に残っています。

 

とにかく男爵という人はどうしようもない人ですが、シリを助けてくれた人であり一緒にデアを埋葬した人でもある男爵に生きていて欲しい気持ちがありました。

 

みんなが救われるハッピーエンドルートがあればいいのにとも思いますが、そう簡単にいかないところにウィッチャー3の味わい深さがあるなと思いました。

 

そしてやっとシリ捜索に戻れそうなのですが、長いストーリーに一区切りついたところで周囲の探索やウィッチャーへの依頼チェックもしたくなってきました。