前回、トロールより下手な絵を披露したり人狼の悲惨な物語に巻き込まれたりしたゲラルト。続けてウィッチャー向けの依頼をチェックしていきます。
依頼 金切り鳥
男爵不在のクロウパーチ
クロウパーチに向かうと、男爵の部下たちが農民から金を巻き上げていました。
首を突っ込まないという選択もできましたが、兵士たちを止める選択肢を選びました。すると彼らと戦闘になります。兵士たちを倒すと農民は感謝してくれましたが、問題は根本的には解決していない気がします。
どうやら男爵が不在となり、兵士による民間人への非道な行為が野放しになっているようです。
男爵の居城に近づくと兵士長との会話が発生しました。男爵はアンナを治すため、兵士長に指揮を任せてここを去ったようです。兵士たちによる略奪や殺人を良しとしているのは兵士長のやり方だそうです。
クロウパーチが良くない方向に変化していく気がしますが、どうしようもないのでしょうか。
チェットの依頼
とりあえず気を取り直して、掲示板にあった怪物退治の依頼を受けに向かいます。
- 依頼主 チェット
- 依頼 〈金切り鳥〉退治
依頼はクロウパーチの人々を悩ませている〈金切り鳥〉の退治です。最近もひとりの男性が被害に遭ったそうです。被害現場はかなり凄惨で、散らばった内臓を集めて墓に収めるのに半日かかったほどだそうです。
その被害者はシムコという少年の父親でした。ゲラルトは怪物の目撃者であるシムコに話を聞きます。
シムコはゲラルトに怪物の特徴を教えてくれました。ちなみにシムコはずっと前に母親を亡くし、父親を〈金切り鳥〉に殺されてしまったため、チェットに引き取られたそうです。ゲラルトはシムコに必ず父親の仇を取ってやると約束しました。
現場付近の痕跡を辿ると、洞窟を発見しました。中には大量の人骨があり、〈金切り鳥〉の名にふさわしい鳴き声が聞こえてきました。その声を聞き、ゲラルトは怪物の正体がコカトリスであるとわかったようです。
洞窟の奥に篭っているコカトリスをおびき出すため爆薬を投げ、さらに洞窟から逃げてしまったコカトリスを追いかけるという一手間がありましたが、その後はいつも通りのゴリ押しで無事倒すことができました。
怪物を退治したことをチェットに告げると、報酬を差し出されます。しかし、「シムコのために金はとっておけ」という選択肢が出たため、そちらを選んでしまいました。
お金は欲しかったけど、チェットは孤児になってしまったシムコを引き取って世話している良い人なので、まあいいとしましょう。
〈依頼 金切り鳥 完了〉
その後、シムコに話しかけてみると会話イベントが発生しました。お父さんの仇は取ったと伝えると、シムコはありがとうと言ってくれました。
必須ではないものの、ちゃんと会話が用意されているのが細かいです。
依頼 森の怪物
- 依頼主 護衛隊の隊長
- 依頼 レダニア軍の輸送用荷馬車を襲う怪物退治
続いてレダニア軍の荷馬車を襲っている怪物を何とかしてほしいという依頼を受けました。
現場に行くと襲われた荷馬車があり、屍鬼が遺体を漁っていました。屍鬼を倒して周囲を調べると遺体には矢による傷があり、軍用品は持ち去られていました。
現場から続く足跡を辿ると謎の賊が現れ、ゲラルトに弓を向けてきます。
指揮官と話がしたいと告げると、武器を下ろすなら連れて行ってやろうと言われたのでその条件を受け入れました。
彼らの指揮官はベルノシエルという人物でした。彼らはスコイア=テルという集団のようです。詳しい事情はよくわかりませんが彼らは住処を奪われたエルフらしいです。レダニア軍を襲っているのも生きるためだとか。
エルフというと人里離れた場所で静かに暮らしている高貴なイメージがあるのですが、スコイア=テルはフェイスペイントが印象的なワイルド系エルフ軍団という感じです。
彼らの行動に異を唱えるか、好きにしろと告げるか、選択肢はふたつです。好きにしろと告げると、彼らは「賢い選択をした」と言ってお礼の品をくれました。
護衛隊の隊長のもとに戻るとスコイア=テルが荷馬車を襲っていたことを報告するか、何もいなかったと告げるかの選択に迫られます。何もいなかったと告げると使えないウィッチャー扱いされ、報酬もゼロでした。
〈依頼 森の怪物 完了〉
このクエストの概要を見てみると「ウィッチャーの規範ではそのような状況では中立の道を進むことを勧めるはずだ」と書かれていました。
他勢力に深入りしすぎないのがウィッチャーのあり方みたいです。