メイロのゲームパノラマ

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#6 窓にガラスがはまっている建物の文化レベルに感動〈ウィッチャー3〉

 

 ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください

 

 

 

前回、〈血まみれ男爵〉に娘のタマラの安否を確認するよう命じられたゲラルト。タマラの潜伏先であるオクセンフルトに向かいます。

 

オクセンフルトに到着

 

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オクセンフルトへ行くと、レダニア兵によって入り口が封鎖されていました。通行証を持たない者は立ち入り禁止だそうです。封鎖を命じているのは国王自身だとか。通行証を見せると中に入れてもらえました。

 

オクセンフルトは今まで訪れた中で一番栄えている街です。

 

ヴィジマ王城を除けば、今まで見てきたのは木造のあばら屋ばかりで、そこら辺に死体が転がり、民は皆食べ物に困るほど貧しい生活をしていました。

 

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ここは煉瓦造りのきれいな建物が並んでいて、人々は文化的な生活を送っている様子です。

 

感動的だったのは窓にガラスが嵌められていたことです!

 

文明だー!

 

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今まで見てきた家の窓は大体がスカスカのただの木の枠で、雨風避けに板の扉がついていればいいほうというレベルでした。

 

ここでは普通の建物にもふんだんにガラスが使われていて、文明度の高さを感じます。

 

オクセンフルトには床屋もありました。ゲラルトはヴィジマ王城以来の入浴と散髪、髭剃りをして見た目的にもサッパリしました。

 

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タマラとの対話

 

タマラの現在とアンナのこと

 

家主に「漁師の兄弟から聞いてやってきた」と話すと、意外にもあっさりとタマラと会わせてくれました。

 

彼女は男爵から解放されて元気にやっていたようです。ゲラルトが男爵に手を貸している理由を話すと、こちらの立場に理解を示してくれました。しかし、男爵のもとに帰る気は一切ないようです。父には決して戻らないと伝えてと言われます。

 

タマラはアンナが森に引き摺り込まれた時の話をしてくれましたが、アンナに何が起きたのかはタマラにもわからなかったようです。

 

そして、タマラはアンナの流産は父親の暴力のせいだと考えているようです。アンナはもともと男爵の子供を産むことは望んでいなかったそうで、これで良かったと言っていたそうです。

 

タマラと〈永遠の炎〉

 

これからどうするつもりかとタマラに訊ねると、母親を探すつもりだという答えが返ってきました。

 

簡単にいかないのはわかっているけれど、〈永遠の炎〉の友人に協力してもらうつもりだとタマラは語ります。

 

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タマラは〈永遠の炎〉の信者になっていたようです。「一度その炎が心にやどったら、永遠に力を与え続け、真実の道を歩ませてくれる」

 

永遠とか真実とか、そういう漠然とした善みたいな言葉を並べられると逆に危うさを感じてしまいます。

 

あなたにも祝福があるといいわねと言われ、ゲラルトは「ありがとう。だが、火の扱いは難しい。簡単にやけどする」と返します。こういうスマートな返しができるのがゲラルトのカッコいいところですね。

 

〈永遠の炎〉は胡散臭く、危険な匂いがするのでタマラがちょっと心配です。


そこにちょうど〈永遠の炎〉信者のタマラの友人が現れます。彼の名はグラデン。ラドヴィッド王に仕えるウィッチハンターだそうです。

 

彼は、ウィッチャーは身体を変異させて人間性を失っていると思っていたと言います。それを聞いて人間性のはく奪に変異は必要ない。その例は山ほど見てきた」と返すゲラルト。

 

この世界にはこの手のウィッチャーへの偏見が蔓延しているのですが、そんな偏見をぶつけられた時にはこう返すのが一番効果的みたいです。

 

話してみると、グラデンは一応はタマラを預けても大丈夫そうな人物でした。傷ついたタマラを癒し、彼女と一緒に母親を探そうとしてくれているようです。

 

ゲラルトはタマラに男爵から預かった人形を渡しました。しかしタマラはこんなものでは壊れた子供時代は取り戻せない、家に帰る気はないと言い張ります。彼女の子供時代は、酒を飲んで暴れる男爵に怯え、両親の言い争いの声を聞かされ続ける日々だったそうです。

 

ともかくタマラは、ゲラルトが彼女を男爵のもとに無理やり連れて行こうとしなかったことに感謝したようです。「選択を委ねてくれてありがとう」と言って彼女はゲラルトに別れを告げました。

 

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タマラは連れ帰れなかったものの、一応、一仕事終えました。2階の小綺麗な寝室を勝手に借りて就寝(瞑想)した後でその場を去りました。

 

サイドクエスト 志願兵

 

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オクセンフルト付近を歩いていると、おかしな歌声が聞こえてきました。歌声の主は岩トロールでした。

 

彼はレダニア軍の命令で船を見張っているそうです。

 

話を聞いたゲラルトは、おそらくレダニア兵たちが農民の船を奪い、トロールを騙して船を守らせたのだと察しました。トロールは人間よりも思考力が弱く、偽りの言葉で簡単に騙されてしまうようです。

 

船を奪い返しにきた農民とレダニア兵たちは戦いになり、トロールも助力しようとしたそうです。しかし、トロールの力が強すぎたためレダニア兵もろともみんな倒れていったのだとか。

 

争いとトロールの暴走で皆が倒れたというわりには死体が見当たらないことに気付いたゲラルト。するとトロールは言います。

 

「お腹空いた。無駄はだめ?農民は…おいしい。仲間の兵士…おいしくない。大きなシチュー…いつもおいしい」

 

つまりトロールはあの大きな鍋で農民とレダニア兵を……。

 

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まあ悪気があったわけではなさそうだし、仕方ないということにしておきます。

 

すると、トロール絵の具が欲しいと言い出します。何に使うのかはわかりませんが手に入れたら持ってきてあげると約束しました。

 

もう船は破壊され、命令を言い渡してきたレダニア兵も死んでいる(しかも死後トロール本人が食べちゃった)のに、船を守れという命令を守ろうとし続けるトロール……。健気というか何というか。

 

男爵に報告

 

クロウパーチに行き、タマラと会ったことを男爵に話します。

 

タマラに人形を渡したけれど彼女は帰る気がないことを報告すると、男爵はショックを受けたようでした。そして早くアンナを探すようにと追い立てられました。

 

NPCの会話:クロウパーチの二人の女性〉

─ストーリーとは関係ないけど世界観が深まる会話を盗み聞き─


女性は、夫の仕事のおかげで手桶いっぱいの野菜の皮を食べることができたと嬉しそうに話しています。女性の夫は動物の餌やり係らしく、ブタのエサを盗んでいるようです。片方の女性は男爵にバレたらどうなるか……と心配している様子です。

 

男爵のお膝元で他の集落よりちょっとだけ豊かに見えるクロウパーチでさえ、野菜の皮(家畜の餌)をご馳走扱いするほど困窮しているようです。

 

とはいえ他の村では食べるものがなさ過ぎて木の根やらコオロギやらを食べているらしいので、野菜の皮がまともな食べ物に思えるというのもわかります。

 

メインクエスト 魔女狩り

 

アンナの居場所の手がかりがないので、何か掴むまではとりあえず別のメインクエストを進めていきます。

 

ヘンドリックが残したメモには、ミッドコプスのあたりに住んでいる魔女とシリが争ったという情報がありました。その情報を頼りに、ミッドコプスへ魔女を探しに行きます。

 

村人に道を教えてもらって魔女が住んでいる小屋へ向かうと、そこには何人もの村人が押しかけていました。

 

彼らは体調のことや飼っている牛のことなどの相談をしに来たようで、魔女は村人に頼りにされているようです。

 

魔女は彼らに問題の対処法を教えた後、小屋の中に入っていきました。ゲラルトは彼女と話をするため声をかけますが、返事はありません。小屋に入ってみると彼女の姿はなく、部屋の中には怪しげな魔法陣や魔法の痕跡のようなものが残されていました……。

 

次回へ続く……。