ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください
前回、男爵の妻アンナの捜査を中断してミッドコプスにやってきたゲラルト。シリと接触したという魔女を探します。
メインクエスト 魔女狩り
魔女の小屋の中にあった頭蓋骨に触れたゲラルトは強い魔力を感じます。すると、どこかに繋がる空間の裂け目のようなものが現れました。魔女はここを通っていったようです。
ゲラルトがそこに足を踏み入れると……。
神秘的な場所に飛ばされました。魔法の森のように草木が生い茂る空間の中央に、塔のようなものがあります。すると、待たせたわね、ゲラルト。遠慮しないで上がってきて、と上の方から声をかけられます。どうやら魔女とゲラルトは顔見知りだったようです。
入浴中だった彼女が服を着るまで待って、ようやく対面することができました。
彼女はキーラ・メッツ。女魔術師会に所属する魔女であり、フォルテスト王の前相談役だそうです。ゲラルトは彼女の現状と、シリに関する話を聞き出します。
キーラの現状
- キーラはウィッチハンターから逃れるためここに隠れ住んでいる
- 現在北方ではラドヴィッドの命により、魔術師は迫害され、拷問や処刑が行われている
シリについて
- 最近、シリを探している男が訪問してきた
- その男は仮面をつけたエルフの魔術師で、シリと会う約束をしていた
- キーラはシリを見つけたら連れてきて欲しいと頼まれた
シリが接触したという魔女はキーラのことではなかったようです。ゲラルトはひとまずそのエルフの男から話を聞くことにしました。
キーラもそのエルフに用があるようです。ということでキーラとゲラルトは一緒にエルフの隠れ家に向かうことになりました。
メインクエスト 闇をさまよう
ワイルドハントの影
エルフの隠れ家にやってきましたが、キーラもここに来たことはなく、何があるかも知らないそうです。
入口から中へ入ると、そこは地下洞窟の遺跡のようになっていました。
すると、先の方に何者かの姿が見えました。それはワイルドハントでした。シリを追ってきたのでしょうか。
ゲラルトはワイルドハントの後を追おうとします。キーラは本気でワイルドハントを追いかけるのかと渋っていましたが、結局一緒に来てくれました。
ワイルドハントを追って先へ進むと、ホログラムのような影が現れます。スターウォーズに出てくるやつみたいな感じですが、これは魔法による形態投影だそうです。
エルフの魔術師は、シリに向けて、彼女にしかわからないような慎重な言い回しでメッセージを残していたようです。エルフのメッセージを読み解きながら、ゲラルトとキーラは先に進んで行きます。
ドラウナーや幽鬼がウロウロしていたり、ゲラルトとキーラを鏡写しにしたような敵が現れたり、ゴーレムやガーゴイルといった侵入対策用の敵に襲われたりと大変です。
暗くて狭い道が長々と続き、嫌になってきたところでようやくワイルドハントの気配に近づいてきました。
周囲は危険な冷気に覆われ、ワイルドハントが開いた次元の裂け目からは次々に獣のような敵が沸いてきます。キーラが作り出してくれた魔法の障壁に守られながら、ゲラルトは彼女と協力してなんとか次元の裂け目を塞ぐことに成功しました。
バインヌ・カラー!と唱えながらくねくねと揺れるキーラのおもしろい動きは一見の価値ありです。
ワイルドハントに追いつくと、彼らはひとりの兵士を残して先へ進んでいきます。
ゲラルトとキーラはワイルドハントの兵士と対峙します。見た目的にはボス級に強そうな敵でしたが意外となんとかなりました。
途中、次元の裂け目を開いて獣を呼び出して無敵になるフェーズに入るのがやっかいでしたが、フィジカル的には道中で立ち塞がっていたゴーレムの方が強かったかなという気がしました。
エルフの魔術師の行方
兵士を倒して先へ進むと、エルフの研究室らしき場所を発見しました。既にワイルドハントに荒らされた後でしたが、そこにはまたしてもエルフの魔術師のメッセージが残されていました。
画面のエルフは、ここはもう安全ではない、なんとかして最後に別れた場所まで来て欲しいというメッセージを残し、ここを去ったようです。
結局、シリの手がかりもエルフの手がかりもここで途絶えてしまいましたが、2人が共に旅をしていたらしいことはわかりました。
メッセージの中に新情報がもうひとつありました。エルフはクルックバック湿原の魔女は危険な存在だとシリに警告していました。どうやらシリが接触したという魔女はキーラのことではなく湿原の魔女のことだったようです。
そして、話の流れでキーラがクルックバック湿原の魔女について知っていながら黙っていたことがわかりました。
キーラはエルフからあるものを受け取るためここに来る必要があった。ゲラルトを護衛として利用するため、わざと湿原の魔女のことを話さずにここに連れてきたのかとゲラルトはご立腹です。キーラは否定しますがどうやら図星だったようです。
彼女は悪い人ではなさそうですが、その言動からは自己中心的で利己的な面がちらちらと見え隠れしています……。
とにかく湿原の魔女に会って話を聞くという具体的な目標ができました。キーラはその魔女に会う方法を教えてくれました。クルックバック湿原の祠から〈ごちそうの道〉をたどれば会えるそうです。
部屋は一見行き止まりのようでしたが、魔法によって道が隠されていました。キーラがくれた〈ネハレニの目〉という幻術を打ち消すアイテムを使って先へ進み、出口を目指します。
〈メインクエスト 闇をさまよう 終了〉
サイドクエスト 魔法のランプ
出口に近づいてきたことを感じたゲラルトとキーラ。しかしキーラはまだ帰れないと言います。彼女はエルフに手を貸すかわりに魔法のランプを受け取る予定だったそうなのですが、エルフがここを去ってしまった今、自力で探す以外に方法はないと主張します。
そしてランプ探しをゲラルトにも手伝って欲しいと言われます。正直もうこの暗い洞窟みたいな場所から早く出ていきたかったしいいように利用されるのもシャクなのですが、魔法のランプが気になるのでキーラに付き合うことにしました。
碑文の謎
キーラについていくと古代語の碑文と4体の像が並ぶ部屋に着きました。しかしその先の扉は閉ざされています。謎を解かないと先へ進めないようです。
キーラが訳してくれた古代語の碑文の内容は以下のようなものでした。
4つの守護者、4つの炎、誇り高く並び立つ
最初に火を灯す者、他の後を追わず
2番目の者、最初の者の傍らで、歌を奏でる
3番目の者、獣を従える
4番目の者、歩むも最初の者の側ならず、この者もまた音を奏でる
守護者は瞬く星の下で眠る女王を囲み立つ
これが謎解きのヒントのようです。
部屋の中に像は4つ。碑文を正面にしたとき、左から数えて
3番目(何も持っていない)
2番目(楽器)
4番目(獣)
1番目(楽器と獣)
の順番で像の手前の燭台に火をつけます。
すると扉が開きました。その先には誰かを祀ったお墓のようなものがありました。
そこにはカモメのしるしがあり、ゲラルトはララ・ドレインというエルフと関連するのではと推察します。しかし彼女は別の場所に葬られているため、あくまで彼女を偲ぶ石碑のようなもののようです。
エルフの魔術師が彼女の血族ならば、シリを助けるわけもわかるとキーラは言います。ゲラルトやキーラの話から察するに、シリはララ・ドレインの血を引いているようです。「古き血脈」という本によると、シリが特殊な能力を持っているのも、彼女がララの子孫であるから、ということみたいです。
キーラが探していた魔法のランプもそこにありました。
近くに置いてあった「賢者の手記」を読むと、手記の筆者は魔法のランプを使って亡くなったララとコミュニケーションをとろうとしていたようです。しかし期待に反してララが反応を示すことはなかったようで、筆者はそれ以上ランプの研究をしても無意味だと結論付けたようです。この手記の筆者が仮面のエルフの魔術師なのでしょうか。
ランプの使い方を探る前に、ふたりは出口を目指すことにしました。出口はまたしても魔法で隠されていましたが〈ネハレニの目〉を使ってやっと外に出ることができました。
久しぶりの外の空気だー!
キーラとはここでお別れすることになりました。キーラは頼みたいことがあるから、あとで家に寄ってと言って去りました。
〈クエスト 魔法のランプ 完了〉
次回へ続く……。