今回から switch版「Strange Horticulture -幻想植物店-」をプレイしていきます。
「Strange Horticulture -幻想植物店-」は、とある植物店の主人となって店を訪れる客に植物を提供していくアドベンチャーゲームです。
訪れる客は弁護士、魔女、カルト信者など様々で、扱う品も心安らぐ鎮静薬から命を奪う毒物まで幅広いのだとか。
人々との出会いの中で、数百年以上を遡るオカルトミステリーへいざなわれる……という物語です。
幻想植物、魔法、オカルト、ミステリーとわくわく要素がたくさん詰まっているゲームです。単なる薬草にとどまらず、時には毒も扱うという危険そうな部分に惹かれました。
それではさっそくプレイしていきます!
プロローグ
「アンダーメアの通りは狭く、息が詰まる。
ほとんどの建物は2階部分がせり出していて、手を伸ばせば隣同士で握手ができるほどだ。しかし、実際には罵詈雑言が飛び交うことのほうが多い」
「そんな大通りを離れると、アンダーメアでは珍しく、ぽつんと小さな店が見えてくる。
幻想植物店──
(中略)おじさんが亡くなったあと、最近になってわたしがこの店を引き継いだ。覚えるべきことは山ほどあるが、これだけははっきりしている。おじさんが集めてきた貴重な、奇妙な植物たちにも、ちゃんとした使い道があるということだ……」
1日目
基本操作
- ZL ZRで画面を拡大縮小できる
- 画面右端の「ヒント」を押すと次に進むためのヒントが表示される
- カウンターの上のベルを押すと客を呼び入れることができる
ゆったりとしたBGMと雨の音で、店内は心地良い雰囲気です。
机の上に置かれたシモーヌからの手紙には「アンブルサイドの図書館に来たら、サマヨイホウシとギルデッド・デンドラについて教えてあげる」と書いてあります。
ヴィクトリア グレイ
初めてのお客様がやってきました。夜になると誰も住んでいないはずの上の階から声がする、あの声が何を言っているか聞いてみたい、というご注文です。
植物を提供する手順
- 引き出しを開ける
- 机の上に図鑑をドラッグし「聖ジョンのポピー」の項目を開く
- (植物棚から植物をドラッグし、顕微鏡アイコンの上に置くと詳しく観察できる)
- (植物棚はLRボタンで左右にスクロールできる)
- 「聖ジョンのポピー」をカウンターにドラッグ、またはYボタンで使用する
目的の植物 「聖ジョンのポピー」
報酬 「クラヴァリウム」の図鑑見出し
ラベル
- 一度特定した植物には名前を書いたラベルが付けられる
- 初期状態では手動で名前を入力するようになっているので、オプションのラベル自動化をオンにしておくと便利
デヴィッド チェイファー 郵便屋
2人目の訪問者はお客様ではなく郵便屋さんでした。
「アモス・ダンカン」からの手紙
- 今はゴスフォースという街にいる
- 街の南には森があり、森の北東の隅には色鮮やかな花が咲いている
探索意欲
- ゲージが満たされた状態で「探索意欲」アイコンを押すと探索ができる
- 手紙を開くと「探索意欲」が溜まる
- 植物棚の植物に水をやると「探索意欲」が溜まっていく
- 探索先は、手紙やメモからの情報をヒントに選ぶ
ギルバート アメス
取引にやって来たという紳士風のお客様です。森の魔女である姉妹団たちが「誰も森に入ってはいけない」と騒いでいる、という話をしてくれました。フェネットをレモン・ダンディと交換して欲しいというご注文です。
目的の植物 「レモン・ダンディ」
報酬 新しい植物を獲得
フェイ スイフト
この女性はここ数週間悪夢を見続けていて、それが悪化しているそうです。夢には仮面で顔が隠れた女性が出てきて、その隣には骸骨のような黒く恐ろしい影がいるのだとか。とにかく穏やかに眠りたいというのが今回の要望です。
目的の植物 「フォレスト・キャンフリー」
報酬 「バターデイル」の図鑑見出し
ノラ バターフィールド
サマヨイホウシを見るといつも世捨て人でお年寄りの発明家、ワンダラーを思い出す、だそうです。サマヨイホウシが欲しいというご注文です。
図鑑にサマヨイホウシの項目がないので、探索に向かいます。ヒントは初日に机の上にあったシモーヌのメモ。そこには「アンブルサイドの図書館に来たらサマヨイホウシについて教えてあげる」と書いてありました。
探索意欲アイコンからアンブルサイドを選択します。
アンブルサイド図書館に行くと、司書のシモーナから植物の情報を教えてもらえました。「サマヨイホウシ」と「ギルデッド・デンドラ」の図鑑見出しを獲得しました。
カウンターに戻り、サマヨイホウシを提供します。
目的の植物 「サマヨイホウシ」
報酬 「ナツキフジン」の図鑑見出し
ゲームオーバーになると……
客に渡す植物を3回間違えると、画面左下の「湧き上がる恐怖」が満たされてしまいます。
すると「悪寒が背筋を這いおりる。わたしの心は砕けた。」と表示され、バラバラになったピースが画面に現れます。
そしてこのパズルを完成させないとコンティニューできません。前のセーブデータがあればそこに戻るという手もありますが、パズルが結構だるいので間違えないように慎重にプレイすることをオススメします。
恐怖ゲージは1日が終了するとゼロに戻ります。
謎のカード
1日目が終わると、意味深な語りと共に1枚のカードが現れます。このカードは机の上に置かれ、調べたり引き出しに収納したりできるようです。今は使い道がわかりませんがなにかのヒントになるのでしょうか。
2日目
イシドア バービッジ
カウンターの猫のせいでアレルギーが出そうになっている紳士です。ラテン語で「Apis Demissus」という名の植物をくれというご注文です。
一般的な名前で言ってよという言葉をぐっとこらえ、図鑑をめくります。植物のラテン語名は一般名の下に書いてあります。
目的の植物 「ガンディルート」
報酬 「ミークデュー」の図鑑見出し
ちなみにいつもカウンターにいる黒猫の名前はヘレボルスです。
デヴィッド チェイファー 郵便屋
またアモス・ダンカンからの手紙です。ハード・ノットの古い鉱山内め変わった菌類を見つけた、暗く湿ったトンネルはキノコたちの絶好のすみかになっている、という情報が書いてありました。
ルーベン ウォード 刑事
彼は刑事です。グリズデイルの森で殺人事件があったことを教えてくれました。姉妹団の長、アルダが殺されたそうです。刑事の勘によると、彼女たちは何かを隠しているのだとか。秘密主義の彼女たちに友情の証を示すため、彼女たちにフォックス・ボタンを送りたいそうです。
目的の植物 「フォックス・ボタン」
報酬 「ブリムロック」の図鑑見出し
血なまぐさい話が出てきました。姉妹団というのは森に住んでいる秘密主義の集団らしいのですが詳しいことは不明です。
ヴィクトリア グレイ
昨日の植物のおかげで上の階のささやき声を聞くことができたそうです。霊能者が違法な降霊術を行い、親しい人物を亡くした人をカモにしてお金を巻き上げていることがわかったようです。あの人たちを怖がらせて追い払いたい、と言っていますがそんなことに役立つ薬草があるのでしょうか。
図鑑を見ると、ハーレクイン・ブルーの茎をお香を焚くと甲高い悲鳴のような音がするそうです。
目的の植物 「ハーレクイン・ブルー」
報酬 「シマーラング」の図鑑見出し
ベサニー コールマン 姉妹団
噂のアルドュイナ姉妹団の人がやって来ました。アルダの死には不可解な点があるそうです。姉妹団では知識が及ばないため外部の助けを求めてやってきた、と話しています。
姉妹団のシスターに通行証代わりの手紙を見せれば森に通してくれるから、これを持って森へ来てほしいとのことです。ただ、その前にメアリーノトイキを使って秘密を厳守する誓いを立てて欲しいそうです。
一部の人々の間ではメアリーノトイキを使って秘密を守る誓いを立てる風習があるみたいです。
目的の植物 「メアリーノトイキ」
報酬 手紙
メアリーノトイキをカウンターに置くと、手紙を渡されます……。手紙には、「姉妹団の秘密が盗み出され、アルダは殺された。力を貸して欲しい」と書いてありました。
そして、グリズデイルの森の奥深くで落ち合おうという指示が。場所はトーヴァーの対岸、湖岸から1マイル離れた地点です。
グリズデイルの森
探索アイコンから指定の場所へ向かい、シスターに手紙を見せると中に通されます。壁に囲まれた中庭を抜け、石階段を降り、冷たい地下室へ。
すると、台の上には絹に包まれたアルダの姿がありました。シスターは「なぜこんなことになったか、突き止められるか?」と訊ねてきました。アルダの死因を調査することが今回の依頼目的のようです。
目的の植物 「レン」
アルダの血液を採取し、レンの葉で試してみると葉は真っ黒に染まりました。この調査によって、アルダはギルデッド・デンドラの毒を盛られたことがわかりました。このことを伝えるとシスターはすぐここを去るように言ってきました。
報酬 「グレイ・サンドファイア」の図鑑見出し、2つの新しい植物
殺害に使われた毒物は突き止めましたが、犯人や動機など詳しい話を一切話してもらえませんでした。
イシドア バービッジ
ここで買った植物のせいで体が痒くなったのでなんとかしたいそうです。もしかして痒みは植物のせいじゃなくてネコアレルギーのせいなのでは……。
今回は候補がふたつあります。バターデイルとミークデューのどちらかですが、図鑑を確認してみるとバターデイルは皮膚病の薬、ミークデューは観葉植物です。
目的の植物 「バターデイル」
報酬 「ストリアン」の図鑑見出し
3日目
ウィルバー ミラー
認知機能を回復させる、ナツなんとかという植物を探しているそうです。図鑑を見ると、認知機能を回復させる「ナツキフジン」という植物があることがわかりました。
店には置いていないのでナツキフジンを探しに行きます。ヒントはアモス・ダンカンの手紙です。
「ゴスフォースの南の森、森の北東の隅」に花畑があったと書いてあったので、その場所を探索します。
座標のG5を探索するとナツキフジンを獲得できました。
目的の植物 「ナツキフジン」
報酬 「フェネット」の図鑑見出し
デヴィッド チェイファー 郵便屋
郵便屋さんいわく、「姉妹団を信用しない者は多いが、アルダはいつも恵まれない人たちのことを気にかけていた」そうです。殺されてしまったアルダは良い人だったようです。
アモスからグレート・ゲーブルについての手紙が届きました。グレート・ゲーブルを探索するには準備が必要、寒さが厳しい中でも体温を保てるような植物が要るそうです。
ノーマン リー
悲しみしかもたらさない呪われた植物を引き取って欲しい、という男がやってきました。いわくつきの植物を押しつけられてちょっと怖い。
報酬 新しい植物
シモーヌ グリーン
最近遅くまで働くことが多いので、レッド・パイクに自生しているコモン・トラウズが欲しいそうです。図鑑見出しを置いて行ってくれました。セドベルグに用事があるから2日後に受け取りに来る、と言って彼女は去りました。
「コモン・トラウズ」の図鑑見出しを獲得
マップのレッド・パイクを探索すると、新しい植物を獲得
ヴェローナ グリーン 魔女
魔女のお客さんがやって来ました。オカルト関係の商売をやっているとイメージが大事。魔女を怒らせるとどうなるか思い知らせたいと言っています。
何があったのかというと、彼女がある男の子を「ヒキガエルにしてやる」と脅したところ、「やれるものならやってみろ」と返されたそうです。その子はヒキガエルにされても仕方ないようなやつだから大丈夫だと言っています。大人気ない気もしますが……。
目的の植物 「ジマーラング」
報酬 「キャンドルウッド」の図鑑見出し
アーヴィング ハリス
彼は耳がよく聞こえるようになる薬草を探しているそうです。名前は忘れてしまったが、確か鮮やかな赤色をした薬草だった、と話してくれました。
目的の植物 「聖ジョンのポピー」
報酬 なし
3日目を終えて植物店での仕事にも慣れてきました。普通の注文もありますが、胡散臭い降霊術や子供をヒキガエルに変える魔女、そして謎多き姉妹団の殺人事件。不思議な依頼の行方も気になるところです。
次回へ続く……。
攻略記事