今回からSwitch版「ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション」をプレイしていきます。
「ウィッチャー3」は、怪物退治の専門家、リヴィアのゲラルトとしてダークファンタジーの世界を冒険できるオープンワールドゲームです。
広大なオープンワールドと重厚なストーリーが特徴のゲームで、プレイヤーの選択肢によるストーリー分岐も多岐にわたっているのだとか。
メインストーリーだけでなくサブストーリーでも選択肢によって大きな変化が起こるらしく、そういったストーリーがとにかくスゴいと賞賛されているようです。
ちょっとグロい、敵が気持ち悪いなどの情報が気になるところではありましたが、それ以外は好みに合いそうなので購入してしまいました。
ちなみにこちらのナンバリングは3となっています。「1と2は未プレイでも大丈夫」という情報が多数あったため、シリーズ初プレイですが3からはじめることにしました。
前置きが長くなりましたがさっそく始めていきます!
街中で謎の老人が演説をしているムービーからのスタートです。話を聞いていると、この世界の簡単な説明になっていました。まとめると以下のような感じです。
- 遥か昔、我々の世界と異世界が交じり合う大変動、〈天体の合〉が起きた
- 大変動は邪悪な力、魔法を生み出した
- ウィッチャーは幼くして魔術を教え込まれ、儀式によって肉体を変異させた
- ウィッチャーは人々の代わりにトロールや人狼など、〈天体の合〉によって現れた化物に立ち向かった
- ワイルドハントという、異世界から訪れる恐ろしき災厄が存在する
その後、難易度等を選び先に進むとまたムービーが始まります。
戦場(たぶん)の中を黒髪の女性が馬に乗って駆けていきます。女性は魔法を使って敵を倒し、危機を乗り越えます。二人の白髪の男はその女性の痕跡を追っているようです。
夜が迫り、二人は野宿をすることにしたようです。そして回想が始まったのか、場面は転換します。
ケィア・モルヘン ウィッチャーの砦
いきなり白髪の男性が入浴しているところからはじまります。顔にも身体中にも深い傷の痕がありますが足だけはやけにキレイです。彼がゲラルト。この物語の主人公です。
彼のそばには親しげな女性の姿が。ゲラルトの恋人でしょうか。
ゲラルトが服を着たところでチュートリアルが始まりました。
- ウィッチャーの感覚を研ぎ澄ますと、調査可能なオブジェクトがハイライトされる
黒髪の女性の名前は「イェネファー」。
ゲラルトいわく「俺の知る限り愛し合う前に化粧を気にする女は君くらい」だそうです。イェネファーは美意識が高い女性のようです。
窓の外には美しい景色が広がっています。
バルコニーの枠に飛び乗ったらそのままスルッと落ちてゲームオーバーになってしまいました。始まる前に物語が閉じてしまった……。不用意なジャンプには注意です。
下に降りて行くと白髪の老人と銀髪の少女がいました。彼はヴェセミル。ゲラルトよりも上の世代で、ウィッチャーの師匠のような存在みたいです。
そして少女の名はシリ。目隠しをしたまま不安定な足場の上で振り子相手に剣を振るう、すごい身体能力の持ち主みたいです。
シリを追いながら基本操作のチュートリアルを、そしてヴェセミルとの模擬戦を通して戦闘のチュートリアルを行いました。
ウィッチャーは以下のようなものを使って戦うようです。
- 銀の剣 怪物と戦うための剣
- 鋼の剣 人間などの種族と戦うための剣
- 印 戦闘用の簡単な呪文
- 錬金術 霊薬、オイル、爆薬など
のどかにチュートリアルを終えると、不自然なほどの冷気がゲラルトたちを襲ってきます。頭上には禍々しい船が。シリたちは凍りついています。そして恐ろしい鎧を身につけた者たちが現れ、シリを斬りつけようと剣を振り上げます。
テメリア ヴィジマへの道
そこでゲラルトは目を覚まします。あの光景は夢だったようです。
ヴェセミルに今見た夢の話をするゲラルト。シリの話をするとヴェセミルは懐かしいな、と言います。ゲラルトたちとシリは長年会っていないのでしょうか。
ゲラルトは夢の中でワイルドハントが襲ってきた、と話します。あの鎧の集団はワイルドハントと言うようです。
夜が明け、二人は出発することにしました。現在、二人はイェネファーを探しているようです。彼女に手紙で呼び出されたのですが、落ちあう予定だった村は戦火で焼け落ちてしまっていたみたいです。
ちなみに、イェネファーの手紙には「あのユニコーン、まだ持ってるわ」という追伸が。これはどういう意味だとヴェセミルが訊ねると、ゲラルトは「ユニコーンの剥製をベッド代わりにしたことがある」のだと語りました。
つまりゲラルトとイェネファーは昔ユニコーンの上で……。清廉さの象徴であるユニコーンに対して挑発的というかなんというか。
ヴェセミルおじさん、呆れています。
ゲラルトもかなりのベテランに見えるのですが、ヴェセミルから見れば「最近の若い連中」みたいです。
イェネファーの情報を探るべく、ここらへんで唯一の宿屋に来ました。ちなみにここまではゲラルトの愛馬に乗って来ました。馬の名前はローチ。ローチはどこでも呼び出せるようです。
ここはもともとテメリアという国だったようなのですが、ニルフガードという国の侵攻によって支配されてしまったようです。
宿屋
戦争があったり怪物騒動があったりして、なんだか不穏な様子です。宿屋の女主人からは情報を得られなかったので、とりあえず宿屋の客たちに話を聞いていきます。
会話の中で、▽のような記号がついている選択肢が出てきました。これは印(いん)のひとつ、アクスィーを使う選択肢です。
アクスィーは催眠術の魔法みたいなもので、これを使うと、話を拒否している相手でもボーッとして聞かれたことに答えてしまうようです。
ただ、これを使うのはちょっと強引な手段みたいで、周囲の人にバレてちょっと揉めてしまいました。
次に、学者をしているという男に話しかけると、「グウェント」というカードゲームを教えてもらえることになりました。
ウィッチャー3の紹介でこの「グウェント」がおもしろいという情報がちらほらあったので、ルールをしっかり覚えておきたいところです。
カードは商人から買ったり、グウェントの勝負で勝つと貰えたりするみたいです。
イェネファーの情報を求めて他の客に話しかけてみると、彼女を知っている人物に出会いました。
やけに目力のある食えない感じの人です。
怪しい人ではありましたが、イェネファーの目撃情報を教えてくれました。彼女はニルフガードの駐屯地に現れたそうです。
駐屯地へ
さっそく駐屯地に向かいます。ヴェセミルにも話しかけてみましたが彼は一緒に来ないようです。
ちなみに会話の中で「ゲラルトが100歳近い」ことが判明しました。そんなゲラルトを若者扱いしていたヴェセミルはいったい……。
ミニマップのガイドに従って馬を走らせると墓地に出ました。すると、恐ろしげな幽鬼が現れます。
しかも、ゲラルトのレベルに対して強敵であることを示す赤いマークがついています。全力で逃げるしかない!
どうにか逃げ切りましたが、駐屯地に向かう途中、狼に襲われました。ゲラルト1人に対して複数で襲ってきたのでボロボロになってしまいましたがなんとか勝利。
その近くには狼に襲われたと思われる馬の亡骸と荷馬車の荷物が。御者は助かったのでしょうか。そして、放置された荷物はいただいてしまってもいいのでしょうか。
……この荷物の持ち主とどこかで会うこともあるかもしれない。その時のために一応預かっておく、という建前で拾っておくことにします。
ニルフガード駐屯地
そんなこんなで駐屯地にやってきました。
狼にやられて体力を失ってしまったので、焚き火の前の場所を借りて小一時間瞑想することにします。
- ゲラルトは瞑想を行うことで体力の回復や霊薬の補充ができる(難易度によってはできないようです)
ホワイト・オーチャードの獣
駐屯地の司令官と話をすると、イェネファーの情報が知りたければグリフィンを退治してほしいと言われます。ゲラルトはその取引を受け入れることにしました。
当面の目標は、退治するグリフィンの情報をもっと得ること、そしてグリフィンを呼び寄せるための薬草、クロウメモドキを手に入れることとです。
司令官は、それらの役に立ちそうな狩人と薬草家の居場所を教えてくれました。
貴重な積荷
狩人のもとへ向かう途中、商人らしき男に呼び止められました。
荷馬車が化け物に襲われ、貴重な小包を置き去りにしてまった。取りに行きたいのだけど怖くて行けないから代わりに行って欲しい、とのこと。
この頼みを受けてみることにしました。ちなみにこの人はさっきゲラルトが漁った荷馬車の持ち主ではないようです。この辺ではあちこちで荷馬車が襲われているみたいです。
ゲラルトはウィッチャーの感覚を研ぎ澄ませて馬車の跡を辿ります。発見した荷馬車には矢を射られた跡がありました。さらにその付近には首を矢で射抜かれた男の死体が……。
小包を拾った後、男の元に戻って矢のことを問い詰めると、なんと馬に乗って逃げ出しました!ゲラルトも馬に乗り、商人を馬上から叩き落として再び問い詰めます。
男はテメリアの軍人だったようです。医薬品が〈黒の軍団〉の手に渡ることを防ぐのが目的だった模様。
〈黒の軍団〉というのはニルフガード軍のことみたいです。
ゲラルトは、彼をニルフガードに引き渡すか、解放するか、薬と交換に解放するか選ぶことになります。
テメリアというのはニルフガードに侵攻されて支配された国なんですよね。そのテメリア軍の生き残りをニルフガード軍に引き渡すのも、薬を奪うのもなんか酷な気がしたので見逃すことにしました。
男はゲラルトに感謝し、謝礼を支払ってくれました。故郷を取り戻そうとする彼の意志がまだ消えていないことも伝わってきました。
始まったばかりですが早くも重いテーマを突きつけられた気がします。
グリフィンの巣
グリフィンのクエストに戻ります。
狩人の家は不在でしたが、ウィッチャーの感覚で足跡を辿ると本人を発見することができました。狩人の名はミスラフ。
昔は領主の狩人だったそうですが、彼は「普通じゃない」という理由で村を追い出されたそうです。ゲラルトは「人狼のような呪いなら治せる」と言いますが、そういうことではないようです。
ミスラフは、領主の息子、フロリアンと愛し合っていたようです。しかしそれが発覚し、フロリアンは首を吊り、領主は酒に溺れて領地は荒れ果ててしまったそうです。
なんとも悲しい話です。
ともかくミスラフはグリフィンに襲われた二ルフガード兵の死体があった場所に案内してくれました。グリフィンについて情報を得るため、その場所を調べます。
兵士の足跡を辿るとグリフィンの巣を発見しました。そこには無残な人間の遺体、動物や人間の骨、そしてグリフィンの亡骸がありました。
ゲラルトはグリフィンの亡骸から死因、性別、年齢、種類などを推察していきます。どうやらこの雌のグリフィンは兵士に狩られたようで、そのため、つがいの雄のグリフィンが凶暴化して村の人々を襲っているようです。
ちなみにグリフィンの巣の周囲には何体もの人間の遺体があり、それらを調べるとお金や書物などのアイテムが表示されます。これを取ったら倫理的にアレかなと思ったのですが、ここにあっても朽ちるだけです。せっかくなので預かっておきましょう。
さて、次の目標はグリフィンを呼び寄せるためのクロウメモドキを手に入れること。近くの薬草家の元へ向かいます。
次回へ続く……。