ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください
前回グリフィンの情報を得たゲラルト。続いて薬草を探しに向かいます。
死の床で
薬草家のトミラを訪ねると、傷を負ったレナという女性の治療中でした。外傷は塞がったものの、頭に血が溜まって治せないといいます。
「助ける方法はある」という選択肢を選ぶと、ゲラルトは「ウィッチャーの霊薬を使ってみるか」と提案します。
トミラの薬草を使えばレナは安らかに眠れる。しかし、ゲラルトの霊薬を使えばレナは助かる可能性もある。が、失敗したら激しく苦しむことになる。
トミラは霊薬を使う決断をしました。
というわけでゲラルトは〈春ツバメ〉という霊薬を作ることになりました。始めて錬金術でアイテムを作ることになりました。
3つの材料のうち、ドワーフの蒸留酒とクサノオウはトミラから購入できたのですが、ドラウナーの脳がありません。
(後で気づいたのですがクサノオウはそこら辺に山ほど生えているのでわざわざ買わなくてもゲットできます)
トミラが橋の辺りにドラウナーが出たことがあると言っていたので、その辺りに倒しに行くしかないようです。
ちなみにドラウナーとは水辺をうろついている半魚人のような化物で、なかなか気持ち悪いやつです。
ちなみにトミラはクロウメモドキを売ってはいませんでしたが、川の中に生えていると教えてくれました。注意点はクロウメモドキを水の中から取り出すと「一週間放置した死体よりも酷い匂いがする」ことだそうです。最悪すぎる。
とてもきれいなフライパン
川辺にやってくると、小屋を覗き込む老婦人の姿が。話を聞くと、見知らぬ男に貸したフライパンが返ってこない上、小屋から異臭がするとのこと。小屋の中を見てフライパンを取り戻して欲しいと頼まれます。
頼みを承諾して小屋に入ると、絞殺された男の遺体がありました。
更に調べると、手紙を燃やした跡とフライパンのススでインクを作った跡がありました。男は手紙を書く急用があったため老婦人から借りたフライパンのススを利用したようです。
殺された男の正体と理由はわかりませんが、手紙の燃えかすにはニルフガードの軍がどうのこうのと書かれていました。
ススがとれてキレイになったフライパンを老婦人に渡すと、お礼としてパンと焼きリンゴとリンゴジュースをくれました。
食品は戦闘中に体力を回復するアイテムとして使用できます。瞑想での体力回復は安全なところでしか使えないのでお金と物資が乏しい今はちょっと嬉しいです。
春ツバメ
アイテム探しに戻ります。
川に潜るとクロウメモドキはすぐに見つかりました。
続いてドラウナーを探します。ウィッチャーの感覚を研ぎ澄ましつつ川辺をウロウロするとこちらもすぐに見つかりました。
ドラウナーを倒し、死体から脳みそ(というか拾えるものは全部)を拾います。ゲラルトの持ち物欄をリアルに想像するとおぞましい。
ウィッチャーは人々に嫌われることも多いようなのですが、怪物を倒してその死体を漁っているゲラルトを見るとそれも仕方ない気がしてきます。
これで〈春ツバメ〉を作ることができたので、気を取り直してトミラの元へ戻ります。
「なぜ薬をくれるの?」と聞くトミラに、ゲラルトは「何もしないよりいいと思ったのさ」と答えます。するとトミラは微笑んで、謝礼をくれました。
薬が効くまでには時間がかかるようです。ゲラルトはレナがどうなるのか見届けることなくその場を後にしました。
井戸の悪魔
グリフィン退治の準備が済み、ヴェセミルのところへ戻る途中、マップ上に「!」のついた家を通りかかりました。
どうやら困り事があって、ウィッチャーであるゲラルトの力を必要としているようです。
依頼人の名はオドラン。娘が汚染された川の水を飲み、熱を出してしまったそうです。川は最近の戦いにより死体が浮かび、汚染されたのだとか。
彼女を治すためには澄んだ水が必要なのですが、近隣の井戸には幽霊が取り憑いていて誰も近づけないそうです。
ゲラルトは依頼を引き受け、井戸を見に行くことにしました。幽霊と言われて全く気は進まないですが……。
井戸があるという廃墟の村に到着すると、確かに幽霊が彷徨っていました。しかし攻撃してきません。不審に思ったゲラルトは周囲を調べることにします。
廃村を調べながら、ついでに放置されているアイテムを根こそぎ拾っていきます。リンゴやピエロギなどの食料も拾っていきますがこれは食べられるのでしょうか。ここが廃村になってからかなり経っているようなのですが……。
周囲を調べた結果、幽霊の正体はこの村に住んでいた女性らしいことがわかりました。幽霊を退散させるには、井戸に吊るされていた彼女の遺体と一緒に、彼女をこの世に縛り付けているアイテムを火葬する必要があるようです。
廃村で見つけた日記から、彼女は大切な人から貰った金の腕輪に思い入れがあったことがわかりました。腕輪が井戸の底に沈んでいるかもしれないと推察したゲラルトは、井戸に飛び込むことにします。
梯子もないし出口があるかどうかもわからないのにスゴいことするなあ……。
ゲラルトが考えていた通り、金の腕輪は井戸の底に沈んでいました。井戸の中は洞窟のようになっていて、外に繋がっていました。
女性の遺体を燃やす前に、霊との戦いに備えて準備をします。
戦闘前の準備 ─怪物図鑑・オイル・霊薬・印
強敵と戦う時は以下のような準備をします
- 怪物図鑑を読む 有効なアイテムや敵の説明文をチェックする
- オイル・霊薬の準備 敵に有効なオイルや霊薬を用意する
- オイルは戦闘前に剣に塗る
- 霊薬はスロットにセットしておき、戦闘前や戦闘中必要になったら利用する
- 相手によっては爆薬のような投てきアイテムも用意する
薬を調合して剣にオイルを塗って……、こういった下準備は怪物退治の専門家、ウィッチャーになりきった感があって楽しいです。
「井戸の悪魔」攻略
井戸のそばに戻って遺体とブレスレットを燃やします。すると、女性の霊は「井戸の悪魔」となってゲラルトを襲ってきました。
「怪物図鑑」によると、井戸の悪魔を実体化させるためには「イャーデン」の印が必要となります。敵が実体化していないと攻撃は効きません。
- イャーデンで罠を張る
- 罠の中で敵の攻撃を待つ
- 攻撃してきたらそれをかわして数回斬りつける
この繰り返しでなんとかなりました。敵はあまり怯まないので連続攻撃しようとせずに、地道にイャーデン→防御→攻撃を繰り返した方が良さそうです。
村に戻ってオドランに討伐の証を見せます。もう井戸に幽霊はいない、というとオドランは娘の結婚のために用意していたという金を差し出します。
その金はとっておけ、というと彼はお守り代わりと言ってアイテムをくれました。
ついでですが、井戸で亡くなっていた女性(クレア)に何があったのか薬草医なら知っているとオドランが言っていたので、トミラに話を聞いてみます。
トミラの話によると、クレアは領主と揉めたそうです。クレアが領主の息子のフロリアンについて何か言ったことで、領主は激怒したのだとか。しかし真相はわからないようです。
話終えると、トミラはお土産を持たせてくれました。
余談ですが、トミラから彼女の身の上話を聞きました。
彼女は若い頃癒し手になるため神殿で学んでいたのですが、ある時魅力的な若者と恋に落ち、ひと夏を彼と過ごしたそうです。その後、彼はどこかへ行ってしまったのですが、神殿ではもう彼女を受け入れてはくれなかったようです。さらにトミラの両親までもが彼女を家から追い出しました。それでトミラは自分を必要としてくれる場所を探してここに辿り着いたようです。
ゲラルトはトミラに対して「こんな小さな村の住人にしては敵意が強すぎる」と感じ取っていたようなのですが、その理由がわかりました。彼女は厳しい環境で長い間ひとりで彷徨っていた経験から、鋭さを持った人物になったようです。
グリフィン退治
さて、色々寄り道しましたが、本来の目的であるグリフィン退治に戻ります。まずヴェセミルと話し、グリフィンを呼び寄せる計画を立てます。
人々に危険のない場所でおとりをしかけて待つとグリフィンが現れました。
グリフィンと戦う前にヴェセミルから石弓を渡されました。これで羽を持つグリフィン相手でもなんとかなりそうです。
ちなみにこの石弓はゲラルトがいない間カードゲームの賭けで手に入れたそうです。
グリフィンは強敵でしたがヴェセミルと一緒になんとか倒すことができました。今回はテクニックも何もなくほぼゴリ押しでしたが……。
早速グリフィン討伐の証を駐屯地の司令官に見せに行きます。寄り道しすぎて忘れてましたがグリフィンを狩ってイェネファーの情報を貰うことが本来の目的でした。
司令官のところへ行くと、農民がライ麦を渡しているところでした。
農民が軍に差し出した麦が腐っていたため、司令官は激怒し、農民に鞭打ちの刑を言い渡します。
前回会った時、この司令官は「作物を出せるだけ出せ」と言わずに「必要な量だけで十分だ」と言って農民に慈悲を見せていたのですが……。腐った麦を持ってきた農民が悪いのか、司令官が冷酷なのか……。
ともかくグリフィン討伐の証を見せると、「イェネファーはヴィジマにいる」という情報をもらえました。
しかしそれを聞いてゲラルトは怒ります。ヴィジマは馬を飛ばせば一日の距離。グリフィン討伐という条件を出されなければ追いついていたかもしれません。しかし司令官は「こうしなければグリフィンを狩ってもらえなかったから仕方ない」と、謝る気配もありません。
司令官は「無報酬で働かされたとはいわせんぞ」と報酬を渡してきますが……。
ここで時間制限付き選択肢が出てきました。ゲージがゼロになる前に素早く判断しなければいけません。
報酬を……、
……受け取りませんでした。痛めつけられる農民を目の前で見たし取引で利用されたのも腹が立ちます。農民を苦しめて搾り取った汚い金なんか願い下げだ!
イキって貧しい民からは金を受け取らず悪人には金を突き返しているため全くお金が貯まりません。後で後悔することにならなければいいのですが。
さて、目的は達成したのでヴェセミルと話をしてここを出発する準備をします。ですが、出発する前にまだ行っていないところを見回ってみることにしました。
ひねくれ者の放火魔
マップ上の「!」の場所に行くと困っている人がいました。彼はウィリス。鍛冶屋のドワーフです。
彼はニルフガード軍からの仕事を受けていることで村人たちに恨まれるようになってしまったようです。そしてついに仕事場に放火をされたそうです。ゲラルトはその犯人を探す依頼を請け負いました。
ウィッチャーの感覚であちこち痕跡を辿り、疑わしい男の家に辿り着きました。すると男は金と引き換えに黙っていてくれ、と言い出します。
それを拒否すると相手は殴りかかってきます。受けて立つか、アクスィーで言うことを聞かせるかの2択でしたが、ぶん殴ってやりたかったので拳でやり合います。
鍛冶屋のところへ連れて行った後、男はニルフガード兵に連行されて行きました。鍛冶屋への妨害はニルフガード軍の妨害とみなされ、裁判無しで絞首刑だそうです。このへんの中世的な残酷さはなんともいえないところです。
ともかくウィリスは感謝してくれました。今後は鍛治仕事も引き受けてくれるようです。
行方不明
町の掲示板を見てみると、「戦場に行ったきり行方不明になった兄弟を探して欲しい」という掲示を見つけました。依頼主に話を聞いてみます。
依頼主であるデューンは弟のバスチアンを探して戦場跡へ行ったものの、戦場の屍を食らうグールに襲われて帰ってきたようです。バスチアンが生きている可能性は低いが、亡骸を敵兵と一緒に腐らせておきたくはない、グールを追い払って欲しいと頼まれます。
依頼を承諾したゲラルトはデューンと、バスチアンの飼い犬であるフッサーと共に戦場跡に向かいます。
戦場跡は無数の死体が累々と横たわり酷いありさまです。そしてそれを食い漁るグールの姿も。
グールを追い払いつつ、テメリアの紋章がついた盾を探していると、フッサーが突然走り出しました。バスチアンの匂いを嗅ぎつけたようです。
跡を追うと、あばら家の中にケガをしたバスチアンとニルフガード兵がいました。戦場で怪我を負い視力を失ったバスチアンと、足を怪我したニルフガード兵のローシンは、敵同士でありながら互いのケガを補うように助け合ってここまで逃げてきたようです。
バスチアンはローシンを置いてはいけない、彼が居なかったら死んでいた、と言います。それに脱走兵であるローシンは国に帰ることもできません。
デューンは渋っていましたが、ゲラルトが促すとローシンを匿うことを受け入れました。
宝探し 蛇流派の装備
盗賊の野営地を漁っていると、「尋問報告書」という記録と「蛇流派の鋼の剣」の設計図を見つけました。報告書を読むと何やら不穏な出来事があったことがわかりました。
次回へ続く……。