#1 グノーシア プレイ日記 ネタバレ有(オープニング〜LOOP3)
今回プレイするゲームはSwitch版「グノーシア」。1人プレイ用にアレンジされた、SF世界が舞台の人狼風アドベンチャーゲームです!
主人公は宇宙船の乗員の1人として、議論と投票によって生き残り勝利することを目指します。その中で、ループする宇宙の謎を解き明かしていくという物語のようです。
いたるところでおすすめされていて評価が高いイメージがあるので楽しみです!ちなみに人狼ゲームに関しては「なんとなく聞いたことがある」程度の知識しかないのですが、楽しめるでしょうか。ちょっとドキドキします。
ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください
オープニング
ゲーム開始
スタート画面です。無機質でデジタルな感じなのにどこか暖かく懐かしいようなBGMが流れます。
さっそくセーブスロットを選択し、プレイヤー登録をします。
性別は男、女、汎の中から選べます。汎とは後天的に選択できる性別で、無性とも呼ばれるそうです。
- 調べてみたところ、このゲームには男女別の恋愛イベントがあり、汎を選択すると恋愛イベントが発生しなくなるようです
個人的には男女どちらの恋愛イベントも見てみたいところ。始まる前からクリア後のことを考えるのもアレですが、2周やることを想定して今回は男性主人公でプレイしたいと思います。
スキルを適当に割り振り、好きな色を選び、スタートです。
はじまり
始まったと思ったら、到底読めないスピードで到底内容を理解させる気のないようなメッセージが流れていきます。グノーシア汚染がどうのこうの……。
そして主人公を見下ろす、謎の人物。名前は「セツ」と表示されています。「わかった?」と尋ねられ……。
正直に「わからない」と答えます。無理もない、と受け流され、状況説明もないままメインコンソール室に案内されます。その道中で問いかけられました。
「人類はこの宇宙から消滅すべきだと思う?」
こういう選択肢を見せられると無性に上を選びたくなってしまいます。
人類は消滅するべきだと思う、と答える主人公。見知らぬ場所で、見知らぬ相手に、状況もわからないままついつい過激なことを言ってしまいました。
若干引かれてしまった気がしますが、敵対心は持たれなかったようです。ただし、みんなの前ではその気持ちを隠しておくように言われました。そうしなければ消えるのは主人公のほうだ、と。肝に銘じます。
そういえば、お互い自己紹介もしていませんでしたが、セツは主人公の名前を既に知っていたようです。
はじめての投票
メインコンソール室に到着すると3人の人物が集まっていました。
全体的に青っぽい、前衛的なファッションの「ラキオ」。
紫のミディアムヘアが印象的な「ジナ」。
赤系のアップスタイルの髪にハートのフェイスペイントと、派手な雰囲気の「SQ」。
どうやら主人公は記憶を失くし、医療ポッドの中で眠っていたようです。その上、ラキオに「主人公がグノーシアだ」と疑われているようです。今は「グノーシア」が「人間ではない」らしいことぐらいしかわかりませんが……。
セツは「主人公がグノーシアならば、記憶喪失のフリなんて目立つことはせずにもっと上手く溶け込んでいるはず」と弁護してくれました。
そうこう言っている間に投票の時間だ、と言われてしまいます。投票した相手がどうなるのかろくに説明もないまま投票を促されます。これが人狼ゲームで言うところの「吊る」というやつなのか。
なんの確証もありませんが、とりあえず、こちらを疑ってきてイヤな感じだったラキオに投票してみます。
投票の結果ラキオが選ばれました。ラキオひとりだけ角の立つ発言が目立っていたため、票が集まった感じでしょうか。
投票で決まった人はコールドスリープルームに送られるようです。ラキオはなんか理屈っぽいことをごちゃごちゃ言っていましたが、コールドスリープの決定には一応従うようです。
疑心暗鬼
セツがラキオのコールドスリープを見届けることになり、他のメンバーは自室に帰ることになりました。といっても主人公には記憶がないので「LeVi」と呼ばれる何かに案内してもらうことに。
LeViはこの船の「擬知体」だそうです。AIのようなものかな。姿はなく、船内の音声機能を通してやり取りしてる感じです。
これから空間転移を行うので、ベッドに横になっているよう言われました。空間転移の際には意識を保つことができないそうです。LeViの話を聞いていると、SQが訪ねてきました。
アノ夜……?
ふざけてただけでした。
ちょっと緊張が解けたところで、SQに突然こんな状況に放り込まれてついていけてる?と聞かれました。素直についていけない、と答えると、自分も同じだから大丈夫、それに主人公にはセツがついているでしょ、と言われます。
確かにセツは親身になってくれています。その上何か知ってるような気がします。
SQはセツに気をつけてね、と主人公に語りかけます。グノーシアは嘘をついて人を騙したり、取り入ったりする。SQは、セツが嘘をついているかもしれない、と主人公に疑念を抱かせます。善意の忠告なのか、それとも悪意の策略なのか。
軽口も言うしフレンドリーなSQですが、どこか怖い一面もあるみたいです。しかし、セツが嘘をついているかもしれないのも事実です。疑心暗鬼になってきました。
SQが去ると空間転移のカウントダウンが始まり、画面が暗転します。1日目が終了し、2日目になったようです。目を覚ますと、警報が鳴り響いています。空間転移完了時にグノーシア反応を検出した、とLeViがアナウンスしているようです。
どうやら昨日コールドスリープしたラキオはグノーシアに汚染されていなかったようで、残りの乗員の中にまだグノーシア汚染者がいるようです。
メインコンソール室に集合すると、ジナの姿がありませんでした。LeViは、船内からジナの反応を検出できなかったと報告します。空間転移直後にジナの反応が消失している、と。セツいわく、彼女はグノーシアに襲われて「この宇宙から消されてしまった」そうです。単に「消された」というのではなく、「宇宙から消された」という表現に不気味な恐ろしさを感じます。
人狼ゲームでいう襲撃は、体を切り裂いて殺害する、みたいなイメージがありますが、グノーシアの場合は違うみたいです。被害者は肉片すら残さず消されてしまうのでしょうか。
ともかく、グノーシア汚染者は主人公、セツ、SQの3人の中に居ることに。1日目と同様、話し合いをして投票を行います。
議論の流れ
- プレイヤーは発言するか、または発言せず様子を見ることができます。誰かが発言を5回行うと投票に移ります。
話し合いで、主人公は「疑う」、「かばう」といった発言ができます。また、誰かが誰かを疑った時に「疑いに同調する」、「弁護する」といった選択もできるようです。
とりあえず様子を見てみると、セツとSQは互いに疑い合っているようです。この流れだと、主人公の投票次第でコールドスリープ対象が決まることに。どうしたものか(ここで自分自身に投票したら意味は無いけど面白いかなとも思ったのですが、自分は投票先として選択できませんでした)。
2人とも確証を持って信用できませんが、とりあえずここまで世話を焼いてくれたセツを信じることにします。
コールドスリープすることになったSQは「どうせダメなら逃げちゃうのってアリ?」と本気なのか冗談なのか分からないことを言い出します。セツは「その時はLeViが実力行使に出る」とSQをたしなめました。グノーシアであろうとなかろうとコールドスリープの決定に対抗することはできないみたいです。
SQがコールドスリープした後、セツから受け取って欲しいものがあると言われます。暗号のような言葉とともに、光る球体のようなものを渡されました。
「疑うな。畏れるな。そして知れ。全ては知ることで救われる」。昔、セツにこれをくれた人が言っていた言葉だそうです。
セツからこのアイテムを受け取ると、データ参照のシステムが解放されました。発言記録や乗員の情報が確認できるようになったようです。この光る球体はデータや記録を司るような、パソコンやスマートフォンのようなものなのでしょうか。
セツはなんだか色々な思いを抱えているような発言をします。言いたいことが言葉になっていないような妙な感じのセツでしたが、改めて自己紹介しようと提案してくれました。画面の表示で名前は知っていたものの、ここで初めてセツが名乗ってくれました。
セツはまだ話を続けていましたが、気が遠くなるかのようにセツの姿が遠ざかっていき、終了画面が表示されました。
このゲームでは、以下のような条件で終了画面に移行するようです。
終了画面を閉じ、次へ進むと画面に「LOOP 2」の文字が。
LOOP2
主人公は再びメインコンソール室にいます。セツ、SQ、ラキオ、ジナの姿も。
ループによって時間が巻き戻っています。ループのたびに誰がグノーシアで誰が乗員か、という役割が変化するようです。
なぜ主人公はループしているのか。なぜループの始点がこの船内なのか。まだわからないことだらけです。
ここでセツがみんなに向けて、船にグノーシアの侵入を許してしまった際の一般的な対処法を説明してくれました。
- 前提として、グノーシア汚染者は空間転移のたびにひとりずつ人間を襲う
- そのため、乗員は空間転移までにひとり、疑わしい者をコールドスリープさせる
- 空間転移後にグノーシア反応が残っていたら、またひとりコールドスリープさせる
- グノーシア反応がなくなるまでこれを繰り返す
- これはLeViに生命維持装置の停止や自爆を猶予してもらうための条件である(グノーシア反応が検出された時点で、LeViは乗員ごと、あるいはこの船ごと自爆する義務が生じている)
乗員たちはなぜ議論と投票をしなければならないのか、なぜこの手順なのか、ぼんやりとですが納得できた感じです。
グノーシアとはなんなのか、グノーシア汚染者になるとどうなるのか。いまいちわからないので尋ねてみると、セツとラキオが以下のよう解説してくれました。
- 異星体グノースに触れた人間は、人間ならざるもの、グノーシア汚染者となってしまう
- その異星体については何もわかっていない
- 未発見の知的生命体、別次元の神にも等しい存在などの説があるが全て仮説でしかない
どうやら皆も具体的なことまではわからないようです。時間もないので話し合いを進めることになりました。ちなみに今回の議論と投票の結果、またラキオがコールドスリープされました。
話し合いの後、次の空間転移までに船内を巡ってみることにした主人公。LeViが案内してくれるようです。
まずは娯楽室。
三次元チェスって何……?
次に食堂。どのような料理が好みか聞かれ、寿司、ステーキ、ラーメンの3択が出てきました。
寿司と答えたら「哺乳類の刺身なら用意できるかも」というなんか心がざわつく答えが返ってきました。
次に案内されたEVA準備室にはジナがいました。
誰、と尋ねられたので「グノーシアだ」と笑えないジョークを言ってみる。そして、スルーされる。ジナはクールです。
感情表現は薄い彼女ですが、話をしてみると真面目で人情に篤い感じはします。
ジナは、グノーシアの排除に失敗し、グノーシアに船を支配されたらどうなるのか気にしているようです。
LeViは、グノーシア汚染体が船を支配した場合、残っている乗員を消滅させるだろうと言います。ただし、汚染体によっては極度の加虐傾向を示したり、人間を利用して動物的本能を満たすケースもあるとか。ぞわっとする。
ジナは誰がグノーシアかわかるかもしれないと言い出します。明日みんなの前で話すから、と言って彼女は去りました。死亡フラグみたいでなんだか不安。空間転移の時間が迫り、主人公も自室に戻ることになりました。
エンジニア
1日目のコールドスリープは失敗だったようです。SQが消滅してしまいました。議論を始める前に、ジナは昨日言っていた話をしました。
彼女はこの船のエンジニアであり、調べた対象がグノーシアなのか、そうでないのか、知ることができるそうです。
- 「エンジニア」は空間移転のたびに1人ずつグノーシアか否かを知ることができる
- エンジニアは1人しか存在しない
自称エンジニアのジナは、セツがグノーシアだと訴えます。前回のことでセツの信頼度は上がっているけど、グノーシアであるかどうかはそのループ次第なんですよね。今回は、エンジニアの役割を説明してくれたジナの言葉を信じてみます。
ということでセツに投票します。セツごめん。
セツがコールドスリープした後、ジナは、自分が生き残ったことよりも信じてくれたことのほうが嬉しいと言ってくれました。おやすみの挨拶をしてジナと別れると、終了画面へ。
結果、投票したセツがグノーシアで、主人公とジナは生き残りました。良かったー!
LOOP 3
終了画面を閉じ次に進むと、LOOP2と同様にメインコンソールからスタートしたようです。そして室内には……
!?
次回へ続く……。