前回、トリスの怖い一面を垣間見つつダンディリオンの居場所を突き止めたゲラルト。彼を助けるためドップラーのドゥードゥーを探すことになりました。
ホアソンの地下闘技場へ
棚からぼたもち展開
ドゥードゥーの手がかりを探るため、ゲラルトはホアソン・ジュニアと話をすることにしました。ホアソンが姿を現しそうな場所は以前ディクストラが教えてくれていました。
可能性が高そうなのはホアソンが経営する闘技場か賭場。ホアソンの自宅は聖堂島にあることも教えてもらいましたが、現在ホアソンがそちらに潜伏している可能性は低いとのことでした。
クエストのルートは「闘技場に行く」「賭場を見つける」「隠れ家を見つける」の3択となっていて自由に選択できるようになっています。とりあえず表示されている順番通りに、まずは闘技場に行ってみることにしました。
闘技場を探していると、道端で行き倒れている男を見つけました。彼の所持品がキラキラ光っていたのでチェックしてみると「証明書」を発見。証明書には「この文書を所持しているものは、ズデネックの名で地下のリングで戦う権利が与えられる。」と書かれています。
なんだかよくわかりませんが棚からぼたもち的な展開で非常に都合良くホアソンの地下闘技場に潜入する機会を得ました。
ちなみに周囲に血痕や争った形跡などはなく、なぜこの男が死んでいたのかは謎ですが、この世界で道端で人が死んでいることは珍しいことではないので気にせず先に進みます。
勝利か死か
闘技場の入り口ではアバンギャルドなファッションセンスを見せつけるホアソンの手下たちが見張りをしていました。
ピエロの化粧でパンツ一枚姿のくせに首回りと手首はしっかり守っている左の男が特に気になります。
金を払う、殴り倒す、アクスィーで言いなりにするといった選択肢もありましたが、証明書を見せると疑われることもなく中に入ることができました。
地下へ進んでいくと、ごろつき、悪党、病人がたむろする独特のアウトロー感が広がっています。
ゲラルトは闘技場を仕切っているイゴールという男と面会し、剣の腕を活かした警護の仕事がしたいと持ち掛けます。すると「それで誰を警護するんだ?」と問われます。選択肢は「ホアソン・ジュニアはどうだ?」と「観衆が暴動を起こさないように見張ろう」の2択。
いきなりホアソン・ジュニアの警護がしたいと言い出したら怪しまれそうな気がしたので「観衆が暴動を起こさないように見張ろう」と提案しました。イゴールはゲラルトの戦闘能力を見極めたいそうで、闘技場で戦って3試合生き残れたら雇ってやると言ってきました。
ちなみに「生き残れたら」というのは勝ち残りの比喩ではないようです。この闘技場では「どちらかが死ぬまで戦うのだ。敵を見逃す者を観客は快く思わない」とのことです。
血塗れの地下闘技場
というわけでリングアナウンサーが高らかにコールをする中、試合が始まりました。
ちなみにゲラルトのキャッチフレーズは「極東の地、人命の価値が一杯の水より軽い地から来た、残忍なる男! ウィッチャー!」です。
1試合目はまともな1対1でしたが、2試合目は殺人狂2人が相手の2対1、3試合目以降はワイバーン、2匹のエンドレガ種(巨大毒虫)、最後は巨大熊が相手ともうめちゃくちゃでした。
まず言われていた通りの3試合じゃないし、ウィッチャーじゃなかったら死んでいるような怪物が出てくるしで、観客も運営も流血と人が死ぬのが見られればそれでいいという感じのようです。
まさかの展開
試合が終わるとホアソン・ジュニアが姿を現しました。
ゲラルトの戦いぶりが評価されたようで、これからホアソンと話ができそう、と思ったところで慌てたイゴールが会話に割り込んできました。
どうやらクリーヴァーの手下が乗り込んできたようです。そういえば浴場でクリーヴァーと会った時、彼は「ホアソンと全面対決だ!」と意気込んでいました。その際に「ホアソンを見つけたければ俺に会いに来い」的なことも言っていた気がするのですが、スルーしていたのでした。
ホアソンはクリーヴァーの手下を始末しろとイゴールに指示した後、「ついでにいまいましいウィッチャーも殺してしまえ」と吐き捨てて立ち去りました。
ホアソンと話ができそうな雰囲気だったのにこんな展開になるとは。結局、ホアソンの手下を倒しながらホアソンの手がかりを探す羽目になりました。むちゃくちゃな試合をさせられたのに戦い損です。こんなことなら最初からクリーヴァーを探して彼と話をしたほうが良かったのでしょうか……。