前回、ノヴィグラドを訪れ女魔術師トリスの仕事を手伝ったゲラルト。この街の夢見術師ならばシリの行方を掴めるかもしれないというアドバイスを受けてさっそく夢見術師のもとへ向かうことにしました。
夢見術
資産家の家の怪奇
夢見術師は現在とある資産家が所有している家にいるようです。資産家が大金を出して買ったというその家では原因不明の怪奇が起きているらしく、夢見術師が調査をしているそうです。家の外でソワソワしながら待機している資産家本人が事情を教えてくれました。
中に入ってもいいか訊ねると、ウィッチャーならばいいだろうと許可をくれました。
家に入ると夢見術師の女性が眠っていました。悪夢にうなされていて、目覚める様子はありません。家を調べてみると、何者かの気配を感じたり子供の落書きのような絵が現れたりとなんだか不審です。
さらに家の中のかまどを調べてみると……。
人間ではない子供のような者がぬっと現れめちゃくちゃビックリしました。一度かまどを覗いて右に視点が振れてから再びかまどを映すというカメラワークのせいでよりビックリさせられた気がします。
その正体はゴドリング。以前出会った沼地のジョニーと同じ種族のようですが彼女はサラという名前の女の子みたいです。
彼女はこの家が気に入り、家に近づいてくる人間たちを困らせて楽しんでいたようです。家の怪奇も、夢見術師が悪夢から目覚めないのも彼女の仕業でした。
サラを強引に追い出すような選択肢もありましたが、会話の流れで「ゲラルトが資産家に『この家は呪われているから住めない』と報告するかわりにサラは夢見術師を解放する」という取引をすることになりました。
サラはイタズラが好きなようですが邪悪な存在というわけでもないようで、ゲラルトの提案を喜んでくれました。にしてもノヴィグラドほどの都市になると家の中にも人間以外のものが潜んでいるのかと驚きです。
夢見術師を起こすととても感謝されました。彼女の名前はコリンヌ・ティリー。コリンヌはお礼にシリ探しを手伝ってくれるそうです。あとで彼女の家を訪れることにしました。
家を出て、外で待っていた資産家の男に「この家は呪われていて人が住めるような場所ではない」と伝えます。男はがっかりしていましたがお金には困っていないので大きな問題ではないようです。
シリの記憶
というわけでさっそくコリンヌのもとへ向かいます。コリンヌはゴールデン・スタージョンという宿屋の2階に住んでいました。
てっきりコリンヌが夢を見るものだと思っていましたが、夢を見るのはゲラルト自身でコリンヌは導き役だそうです。コリンヌは夢見術を成功させるためにゲラルトにシリのことを話してほしいと言います。
ゲラルトはシリに関する強い記憶について話します。女の子の育て方がわからず、剣を教え体を鍛えさせ男の子と同じように育てたこと。ある時ドレスを着たシリを見て、もう子供ではないのだと唖然としたこと。
ゲラルトが語る思い出を通してプレイヤーもゲラルトとシリの絆を知ることができました。
コリンヌがふたりの絆を理解したところで夢見術が始まります。ゲラルトはやたら派手な服装の男とツバメの夢を見ました。これはゲラルトの友人であるダンディリオンとシリが接触していたという暗示のようです。
ゲラルトはダンディリオンに会いにいくことにしました。コリンヌの話によるとダンディリオンはローズマリー・アンド・タイムという店を相続したそうなので、そこに行けば彼に会えるかもしれません。
ローズマリー・アンド・タイム
ローズマリー・アンド・タイムに行くと扉がバーンと開きゴロツキが盛大に放り出されていました。
ゴロツキたちを蹴り出していたのはゾルタンという名のドワーフ。ゲラルトとは旧知の仲のようです。
ゾルタンはダンディリオンの共同経営者らしいです。彼がしばらくここを離れている間に店はのっとられていて、ゴロツキたちの溜まり場となっていたようです。ローズマリー・アンド・タイムといういい香りがしそうな名前の店なのに悪臭が蔓延してそうな様相になっています。
大掃除をしなければならないということでゲラルトも殴り合いに参戦することになりました。
無事ゴロツキたちを片付けましたがダンディリオンの姿はありません。周囲を漁ってみると、ダンディリオンの手帳や女性たちからダンディリオンに宛てたラブレターなどが見つかりました。
ダンディリオンの手帳には最近彼が会った人たちの名が記録してありました。相手はほとんど女性のようです。手がかりはこれしかなさそうなので彼女たちに聞き込みをしてダンディリオンの行方を調べることにしました。
ゾルタンに事情を話すと、ダンディリオンが会った女性たちの聞き込みを分担してくれることになりました。ゾルタンは友情に篤い熱血漢という感じで腕っぷしも強く、心身ともに頼りになりそうです。