前回、グレイビアードの師パーサーナックスから教えを受けた主人公。次なる目的は星霜の書を入手してドラゴンレンドを習得することです。
星霜の書を求めて
憧れの魔法学校
グレイビアードに星霜の書の話をすると、星霜の書を商売のタネにしているのはウィンターホールド大学の魔術師たちだろうと教えてくれました。なんか妙に蔑んだ口調だったのが気になりますが、仲悪いんでしょうか。
いつか行ってみたいと思っていた魔法大学の名前が思わぬところで出てきました。こんな流れで訪れることになるとは思いませんでしたが、馬車でドーンスターという町まで行き、一面の雪景色の中を歩いてウィンターホールドまで向かいます。
ウィンターホールドはスカイリム最大の魔法大学がある町とは思えないほど寂れていました。町の人たちによると災害だか事故だかのせいでほぼ崩壊しているらしいです。
ドラゴンボーンの顔パス
本当は満を持して大学に入学したかったのですが、今回は星霜の書について聞くことが目的です。大学関係者のファラルダという人に「中に入りたい」と伝えると、魔法の素養を見せてほしいと言われます。
「ドラゴンボーンの者なんですけど」と伝えると、シャウトを見せてほしいと頼まれました。望み通りシャウトを披露すると、ファラルダは感嘆して中まで案内してくれました。
大学を見て回りたいところですが、クエストが中途半端なのでもうちょっとキリの良いところまで進めたいと思います。大学見学は後の楽しみにして、マーカーまで一直線に向かいます。
星霜の書についてはウラッグという人が教えてくれました。大学で本の管理をしている人物です。
星霜の書のことを尋ねると、軽くあしらわれてしまいます。星霜の書はその本質をろくに知りもしない者が触れていいものではないようです。
ここでもまた「実はドラゴンボーンの者なんですけど」と伝えると色々察してくれたようで、2冊の本を渡してくれました。星霜の書に関する研究書です。
ウラッグはこの本の著者、セプティマス・シグナスが北の氷原に住んでいると教えてくれました。というわけで早速その人物の元へ向かいます。
ギリギリすぎる寒中水泳
北の氷原への道中で発見した貝です。スカイリムの貝は妙に大きくてなんかちょっと不気味です。見た目的には味噌汁とかに入れたらおいしそうなのですが、たぶんお椀に入りません。
マーカーが示す場所に辿り着くには流氷が行き交う極寒の海を泳ぐしかないようです。プレイヤーとしては別にいいんですけどtofuさんからしたら絶望の瞬間だと思います。
というわけで決死の寒中水泳をしてセプティマス・シグナスの隠れ家までやってきました。
セプティマス・シグナスは星霜の書の知識に近づきすぎたためか少しおかしくなっているようです。主人公に「大丈夫か?」と聞かれるレベルです。
星霜の書を読んだ者は視力を失ったり精神が蝕まれたりするということはウラッグにもらった本にも書いてありましたが、あれは本当だったようです。
意思疎通ができるか怪しいレベルでしたが、なんとか彼の協力を得ることができました。星霜の書はブラックリーチという場所の遺跡にあるそうです。そして、遺跡の仕掛けを動かすためのスフィアと知識を刻み込むためのキューブを託されました。
ちなみにセプティマスに星霜の書について尋ねると「縦の糸=空気、横の糸=時間」という答えが返ってきました。どこかで聞いたことのあるフレーズです。「織りなす布=星霜の書」ということでしょうか。
ブラックリーチへ
薬物中毒者の強襲
目的地のブラックリーチへはアルフタンドという遺跡を通っていくようです。アルフタンドは朽ちかけた遺跡といった感じで、雪と氷に埋もれていました。しかし付近にはテントや寝袋といった生活の形跡が残されています。盗掘目的か研究目的かわかりませんが、人の出入りがあったようです。
中に入ると、スクゥーマがどうこうと喚いているカジート、ジダールに襲われました。彼を倒して周囲を調べると、ジェイ・ザールというカジートのなきがらと日記を発見しました。
ジェイ・ザールの日記、そして遺跡内で発見した調査書によると、複数人がパーティーを組んでこの遺跡内に入り込んでいたようです。調査書を書いた人物は遺跡の研究に熱心な様子でしたが、カジートたちは用心棒なのか発掘係なのか、とにかく仕事として探索に加わったという感じのようです。
日記には、ジダールがスクゥーマ依存の禁断症状によりおかしくなっていたことが書かれていました。ジェイ・ザールの遺体の周囲には血痕が残されていて、死因は寒さや飢えではなかったことがうかがえます。乱心したジダールの手にかかったのかと思いましたが、調査書には機械生物がカジート兄弟を襲ったと書かれていたのでそれが死因となったのかもしれません。
機械の敵と闇深な敵
奥へ進むと雪や氷は姿を消し、立ち込める蒸気と動く歯車の遺跡があらわになっていました。
そしてドワーフスパイダーやドワーフスフィアといった機械仕掛けの敵が襲ってきます。先ほどの調査書と一緒に落ちていた書籍によると、この場所はドワーフ、あるいはドゥーマーと呼ばれる種族の遺跡らしいです。ドワーフは優れた技術を持っていたようですが今はスカイリムから姿を消しているようです。
さらに進むとファルメルという敵が現れます。見た目はエルフのようですが言葉を話すことはありません。
ファルメルはそれなりの知能があるらしく、簡素な家を作っていたり、錬金術の材料を管理しているような形跡があったりと意外と文化的な生活を送っているようです。
ファルメルのねぐらの周辺には廃棄場所らしきエリアがあり、人骨や人間の服などが捨てられていました。
さらに恐ろしいことに、拘束具や拷問器具が置かれたエリアがあり、そこには人骨や奇妙な肉といったアイテムが……。
言葉が通じないモンスターのようでありながら知能があり、人間に対して残虐な行為もするらしいファルメル。なんだか不気味で闇が深そうですがその生態が気になってきました。
もうひとつの拘束台にはヴァリエという女性のなきがらが横たわっていて、その付近にはファルメルが倒れていました。おそらく女性は侵入者パーティーのひとりで、彼女は助からなかったものの仲間がファルメルを倒して先に進んでいったのだと思われます。
ちなみにここの手前のエリアにも侵入者パーティーのひとりらしき人物のなきがらがありました。矢が刺さっていたのでファルメルと戦って死亡したようです。日記等は残されていませんでしたが、こうした状況から侵入者パーティーがひとりひとりメンバーを失っていく絶望感が伝わってきました。
かなり奥まで進むと人の声が聞こえてきました。どうやら侵入者パーティーの生き残りのようです。男性と女性の2人組で、問答無用でこちらに襲い掛かってきたので迎え撃つことになりました。
「先に進んだパーティーメンバーもたぶん全滅しているんだろうな」と想像して悲しんでいたのですが、まさか自分が彼らを全滅させる側になるとは……。
諸行無常を感じながらドワーフの仕掛けを作動させて先に進みます。すると、そこには幻想的な光景が広がっていました。