前回、ホワイトランからイヴァルステッドまでの道中でスカイリムの治安の悪さに絶望した主人公。心にみなぎった敵意は消えぬまま、ハイ・フロスガーに向かいます。
ハイ・フロスガー
週一で七千階段を往復する男
登山口からハイ・フロスガーまでの道は七千階段と呼ばれ、険しい山道になっているようです。登山道の開始地点に行くと、困った様子の村人がいました。
その村人、クリメクは週一ぐらいの頻度でハイ・フロスガーに住む僧侶たちのもとへ食料を運んでいるそうです。しかし今日は体調が悪く、山道を登るのはキツいとのこと。
ちょうど今から山に登るところなので、その荷物を引き受けようかと申し出ると彼は喜んでくれました。
山道を進んでいくと途中から雪道となり、吹雪が吹きつけてきます。道中、めちゃくちゃ強い雪男が現れたり、ダッシュで振り切ろうにもすぐスタミナ切れしたりと大変でした。
預かった食料を納める箱は山道を登り切った先の場所に置かれていました。この険しい道を週一で往復しているというあの村人、スタミナおばけか……?
シャウトよりローブが羨ましい
ハイ・フロスガーはグレイビアードと呼ばれる修行僧たちの神聖な修行の場であり、住居でもあるようです。
床も壁も固く冷たそうな石でできていて、申し訳程度に燃えている焚き火が無意味なくらいにめちゃくちゃ寒そう。
お下がりのストームクロークの服をずっと着ているので、グレイビアードのかっこいいローブが羨ましいです。
彼らと対面し、ドラゴンを倒した時に身につけたシャウトの能力を披露すると、確かにお前はドラゴンボーンだと認めてくれました。
グレイビアードたちはドラゴンボーンではないもののシャウトの巧みな使い手であり、長い修練を積みながらシャウトの力を研ぎ澄ませてきたすごい人たちのようです。
でも、もしある日食料が届かなくなったら「食料届いてないんだけど……?」って感じでぞろぞろ山を下りてくるのかな、と想像するとちょっとかわいいですね。
ドラゴンボーンについて教えてもらったり、新たなシャウトを教わったりした後、力を示すための最終試練として角笛を取ってくるようにと言われました。
マップを確認するとこの目的地がまた遠くてため息が漏れそうになります。ファストトラベルは一度行った場所にしか使えないので、一度ホワイトランに飛んで北の方に歩いて行くことにしました。
ドラゴンボーンが何か知りたいって感じだったのにいつの間にか立派なドラゴンボーンになりたくて頑張っている人みたいになってるのが若干気になりますが……。
角笛回収
あからさまに怪しい道化師
道中、見た目も挙動もあやしい不審者に遭遇しました。
彼は母親の棺桶を馬車に乗せて運んでいたところ、馬車が壊れてしまい困っていたようです。そして近くの農場主に助けを求めたものの断られてしまった模様。
なんとか手を貸してもらえるよう農場主を説得して欲しいと言われました。
ぴかぴかてかてかの金貨という言葉につられたのは言うまでもありません
農場主は、あの男は道化師の格好をしている事自体がおかしいし、馬車の積荷にも違法なものが入っているんじゃないかと疑っていて、とにかく彼に関わりたくないようです。
でも怪しすぎてたぶん何かありそうです。道化のふりをした王様とかかも。
そんなこと言わず助けてあげたら、と言い続けた結果、農場主は納得してくれました。それを道化師の男に伝えるとハイテンションで喜び、お礼に結構多めのお金をくれました。
ちなみに荷台の中身を確認できないか試してみたものの、箱を開けることはできませんでした。気になる。
その後、街道を逸れて道なき道を進んでいると山賊に襲われたり、マンモスの密猟者に襲われたり、ステンダールの番人と名乗る人たちが吸血鬼をタコ殴りにしている現場に遭遇したり、相変わらず暴力なしには進めない道のりになっています。
スカイリムって吸血鬼が普通にうろうろしているんですね……。
ウステングラブ
そんなこんなではるばる目的地のウステングラブに来ました。グレイビアード創始者のお墓です。入り口に近づくと、山賊と死霊術師が戦っていたり、死霊術師が死んだ山賊を蘇らせてこちらに向かってきたりと散々なお迎えを受けました。
先に進むと相変わらずドラウグルの巣窟です。
奥まで進み、角笛を回収しようとするとそこに角笛はなく、代わりにメッセージが残されていました。
話をする必要がある、至急リバーウッドの宿屋の屋根裏部屋に来てくれ、という内容の手紙です。
途中で既に倒されたドラウグルが何体も転がってたのはそういうことだったのか……。
「友より」と書いてあったので敵ではなさそうですが、暗くて細い地下洞窟をぐるぐる巡り、結局目的のものは既にないという事実になんかどっと疲れが出てきました。
ワクワクギミックと秘密の部屋
さっそくリバーウッドの宿屋へ行き、屋根裏部屋を借りたいと伝えます。
すると、ここには屋根裏部屋はないと言われ別の場所に連れて行かれました。連れていかれたのはクローゼットの裏の隠し通路の先にある秘密の部屋でした。
予想外のワクワク展開!!!
ギミック付きの隠し部屋にもテンション上がるし、「屋根裏部屋」が手紙を読んだ者を示すキーワードだったのもなんかかっこいい。
クローゼットが隠し扉に
宿屋の従業員として本来の姿を隠していた人物の名はデルフィン。彼女こそが手紙の主だったようです。
デルフィンはブレイズという何百年もの歴史がある組織の一員だそうです。ブレイズは長い歴史の中で、ドラゴンと戦うことを使命としていたようです。
彼女は長年サルモールと戦いながら身を隠してきたと話します。そしてスカイリムにドラゴンが現れた今、その脅威に立ち向かうべくドラゴンボーンを探していたとか。
サルモールというのはなんかどこかの自治領を治めていて、帝国やストームクロークに干渉してスカイリムに手を伸ばしているエルフの勢力らしいです。
デルフィンはスカイリムにドラゴンが現れたのはサルモールの策略だと考えているようです。
なんか色んな組織や勢力が出てきてややこしくなってきました。とにかく次なる目標はデルフィンと共にドラゴンを倒しに行くことだそうです。また相手の話に流されて協力することになってる……。