このページではSwitch版「ウィッチャー3 ワイルドハント(Ver. 3.7)」の「後処理」の各設定による描写の変化を比較しています。
- 設定について
- モーションブラー
- ぼかし
- ブルーム
- 鮮明化
- 被写界深度
- カットシーン被写界深度
- ライトシャフト
- 水中エフェクト
- 木葉視野範囲
- アンチエイリアス処理
- ディスプレイ以外の設定(画面酔いしやすい人向け)
- まとめ
設定について
ウィッチャー3では後処理の設定から様々な映像効果のオンオフができます。
中には効果の違いが分かりにくいものもあり、設定に迷ってしまうプレイヤーも多いと思います。そこで各項目の違いをスクリーンショットで比較してみました。
ポーズメニュー > オプション >ディスプレイ > 後処理 から設定を変更できます。
モーションブラー
同じ場所を同じ速さで走り回って比較しました。モーションブラーをオンにすると遠くの背景がブレたように表示されます。
オンにすると臨場感が出ますが、特にこだわりがなければオフにしてしまっても良さそうです。
ぼかし
通常画面やイベント画面のスクリーンショットを撮影し、画面の手前から背景部分まで比較しましたが変化を見つけられませんでした。
雨が降った時や船に乗った時の水しぶきの描写も比較しましたが変化なしでした。
もしかしたら、特定の環境やイベントシーンの一部でのみ見られる効果なのかもしれません。
ブルーム
ブルームをオンにすると、光が当たっている場所が強調されるようにぼんやりと光ります。
場所や角度によってはライトシャフトとの違いがわかりにくいです。ブルームとライトシャフトの比較は下記の「ライトシャフト」の項目をご参照ください。
鮮明化
鮮明化には三段階の変化があります。オフと低の差は感じにくいですが、高にするとかなりクッキリと描写されるのがわかります。
全体的な印象が変わり画面も見やすくなるので、鮮明化は高に設定するのがオススメです。
被写界深度
被映界深度をオンにすると会話中などの画面で背景がぼやけるようになり、映画のような雰囲気が出ます。
オフのままでも雰囲気は悪くないので、どちらを選ぶかは好みで決めて良さそうです。
カットシーン被写界深度
カットシーンとは会話イベントなどワンシーンのことだと思ったのですが、メインクエストやサイドクエストの会話シーンなどをいくつか比較してみても設定が反映されませんでした。
そのかわり、「カットシーン被写界深度」ではなく「被写界深度」のオンオフがたいていのイベントシーンで反映されます。
ライトシャフト
ライトシャフトをオンにすると、日光の光線がリアルに描写されるようになります。
場所や日差しの角度によってはブルームとライトシャフトの変化を感じにくいです。
ブルームをオンにすると光を反射するような眩しさが加わり、ライトシャフトをオンにすると日差しが差し込んでくるような描写が加わるという違いがあるようです。
ブルーム、ライトシャフトをオンにすると街並みや森林の景色が美しく感じられます。
試したことがない方は、一度どちらもオンにして景色を楽しんでみるのがオススメです。
ですが、ブルームとライトシャフトをどちらもオンにすると画面が眩しかったり、見えにくく感じたりする場合もあります。ぜひお好みに合わせて調整してください。
水中エフェクト
水中エフェクトをオフにすると水中の濁りが消えて視界がクリアになります。
エフェクトオンでは見えにくい宝箱が、エフェクトオフでははっきりと見えています。オンのほうが自然な描写ではありますが、オフにしたほうが水中での操作が楽になりそうです。
木葉視野範囲
木葉視野範囲には低、中、高の三段階の変化があります。
高ではかなり遠くまで木が表示されていますが、低では手前のほうしか表示されていません。
画像のように開けた高地でじっくり景色を見ていると気が付きますが、普通にプレイしているとそこまでの差は感じません。
アンチエイリアス処理
アンチエイリアス処理をオフにすると、オブジャクトがくっきり見えますが、境界線の部分がジャギジャギして見えます。
アンチエイリアス処理をオンにするとなめらかになりますが、少しぼやっとした印象になります。
オフだと粗さが気になりますが、オンのほうが見やすいと感じるとも限らないので、どちらを選ぶかは好みによるかなと思います。
ディスプレイ以外の設定(画面酔いしやすい人向け)
ウィッチャー3をプレイしていて画面酔いしたという方もいると思います。私もプレイ中に何度も画面酔いしました。
画面に酔ったときは休むのが一番ですが、以下の設定を調整すると酔いやすさの軽減に役立つかと思います。
ウィッチャーの感覚の魚眼レンズ効果無効
ポーズメニュー > オプション > ゲームプレイ > ウィッチャーの感覚の魚眼レンズ効果無効・オンオフ
このゲームではウィッチャーの感覚を多用します。魚眼レンズ効果をオンにしていると目が疲れたり酔いやすくなったりするので、特にこだわりがなければオフにすることをオススメします。
カメラ自動センタリング
ポーズメニュー > オプション > ゲームプレイ > カメラ自動センタリング オン・オフ
カメラ自動センタリングをオンにしていると、操作していないのにぐいっと視点を動かされるような感覚があり、酔いやすくなります。
乗馬して決まったコースを進むクエストなど、自動センタリングをオンにしたほうが操作が楽な場合もあるので、オンオフを適宜切り替えるといいかなと思います。
カメラ感度照準感度
ポーズメニュー > オプション > 操作設定 > カメラ感度照準感度を下げる
どのゲームでもいえることですが、カメラ感度、照準感度を下げると酔いにくくなります。操作にストレスのない範囲で下げるのがオススメです。
まとめ
ウィッチャー3の後処理には項目が多いのに違いがよくわからない、調べてもわからない、というモヤモヤがずっとあったので今回このように調査してみました。
「ぼかし」と「カットシーン被写界深度」についての謎は残りましたが、今後何か判明したら追記したいと思います。
それでは、ここまでご覧いただきましてありがとうございました!