今回プレイするゲームは「Lacuna」。SF世界を描いたピクセルアートのアドベンチャーゲームです。
捜査官である主人公が事件に挑む物語で、ゲームの中で重要な選択に迫られることもあるとか。いったいどんな展開が待っているのかわくわくします。
ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください
オープニング
スタート画面ではしっとりとした穏やかなBGMが流れています。
開始前にメッセージが。後戻りはできないと強調されています。任意のタイミングでセーブとロードができないことで、程よい緊張感がありそうです。
ドロビア 第二セクター
ドロビア 第二セクター
1800/05/03 11:17
公園のような場所。穏やかで少し物悲しいようなBGMが流れます。歩き方、階段の降り方、走り方のチュートリアルに従いつつ進んでいくと、少年に声をかけられます。
少年の名前はノア。プレイヤーが操作する少女の名はミア。ふたりは友人同士のようです。会話の中で、ミアが宇宙旅行をしてきたこと、ここが異国の惑星の植民地であることなどが語られます。
ノアは、ミアに見せたいものがあると言います。しかしミアは初日から授業に遅れたくないようで、時間を気にしています。ここで最初の選択肢が発生しました。
これ以降の選択肢には時間制限が発生すると説明が。タイマーは設定でオフにすることもできるようです。緊張感を持ってプレイするのも一興ということで、ここではタイマーありのまま進めていきたいと思います。
見せたいものとは何なのか気になるので、ノアについて行くことにしました。立入禁止のエリアに侵入し、エレベーターで上へと昇っていきます。辿り着いたのはこのエリア一帯が見渡せる場所。
ノアが見せたかったのはこの景色だったようです。
ノアとミラは、施設内(この施設は、ノアのお兄さんが働いている鉱業関係の施設のようです)で「ガーラの旗」がついている荷物を発見します。
ノアは「ガーラがスパイ活動をしているのでは」と疑います。一方ミアは「ガーラは敵ではないし、もしスパイだとしたら堂々とガーラの旗を記すわけがないでしょ」と反論します。ガーラとは何なのでしょうか。
ノアとミラは別れる前にセルの連絡先を交換しました。
セルはスマートフォンと同じようなものです。システム的には、現在の目標や会話のログなどが示されるメニュー画面になっています。
ノアと別れ、街のエレベーターに乗るミア。エレベーターは近未来な雰囲気の階層を下っていきます。
ここでスタッフロールが流れます。BGMがいい感じの雰囲気を醸し出し、ぐっと世界観に引き込まれていきます。
酸素バーに近づくとコポコポという音がしたり、揚げ物屋さんに近づくとジュージューという音が聞こえてきたり、音の演出も細やかです。
これは良ゲーなのでは、という期待が高まってきました。
ミアの授業/調査モードとシート記入
帰宅し、PCでリモート授業に参加するミア。やっぱり開始に遅れたようで、先生に軽く注意されてしまいました。授業というかたちで、調査モード、シート記入のチュートリアルが始まります。
- 調査モードは、周囲にある情報取得可能なオブジェクトを調べるモードです
- シートとは、穴埋め問題形式でキーワードを選択し、情報をまとめる機能です
- シートはセルに送られ、セルから提出します
ここでは、ミアたちが住む宇宙の基礎について情報をまとめ、先生に提出することになります。手元にある情報や、先生がセルに送ってくれたデータを参考に、さっそく穴埋め問題をやってみます。
ガーラは人類発祥の地。人類はそこから別の星に移住していった。ミア達の母星であるニュージョランはドロビアにコロニーを建設し始めた。ガーラとニュージョランはドロビアでチラニウムという貴重な資源を採掘している。
まとめるとこんな感じになりました。この内容でシートを提出。全問正解だったようです。この世界への理解も少し深まりました。
避難指示
するとここで突然の轟音が!
授業は強制終了し、建物の亀裂が検出されたという表示が。60秒以内に最寄りの避難所へ退避せよという警告が流れます。地震のような揺れと鳴り響く警報にパニック!慌てて部屋の壁の地図で避難所の位置を確認し、走り出します。
避難所へ向かう途中で、ドアに挟まって動けなくなった女性に助けを求められます。さらにどこからかノアも登場!しかし、彼は急いで逃げなきゃと言って走り去ってしまいます。
動けない人を見殺しにするのもあれなので、救出を試みます。ノアは行っちゃったし、周囲の人は逃げるのに必死で誰も助けてくれない。そうしている間にもリアルタイムで残り時間は減っていきます。焦りながらもどうにか女性を救出し、避難所に逃げ込みました。危なかった……。
ノアは先に避難所に着いていました。
ノアお前見捨てやがったなこのやろー!
ミアは、自分の両親を見なかったかとノアに尋ねます。ノアが見ていないと言いかけるのと同時に、避難所の分厚い金属のドアがガチャリと封鎖されます。エリアは激しい揺れと白い光に包まれ……。
ここでタイトル!
ガーラ ルーヴィル
ガーラ ルーヴィル
1840/05/03 19:17
場面が切り替わってしまいました。場所はガーラ。年代も変わっています。ミアとノア、そして第二セクターはどうなってしまったのでしょうか。
主人公 ニール・コンラッド
男性のモノローグが流れ、場面は語り手の男性とその元妻が会話するシーンに移ります。
男性の名前はニール。元妻の名前はキャサリン。このニールがゲームのサムネイルにもなっている人物、真の主人公のようです。
キャサリンはニールが娘のローラとコミニュケーションを取る機会が少ないことに不満なようです。今からローラと会ってみては、とキャサリンに提案されたニール。
ここで娘に会うか会わないかの選択肢が出たので、会いに行くと答えてみます。それを聞いたキャサリンは喜びます。一方ニールの頭は仕事のことでいっぱいな様子。CDI(ガーラ中央情報局)捜査官であるニールは、家族サービスより仕事を優先することが多いみたいです。
ちなみにニールが所属する部署では、現在ガーラを訪問中の外務大臣の警護を担当しているそう。その外務大臣というのがガーラと緊張関係にあるドロビアの外務大臣で、かなりピリピリした状況みたいです。
キャサリンと別れ、ニールを動かせるようになりました。とりあえずセルを開いてみるとニュースが一件届いています。
記事のタイトルは“第二セクター事件40周年”。
40年前、第二セクターの鉱山での欠陥が爆発を引き起こし、1000人以上の死者が出たことが語られています。この事件をきっかけに、ニュージョランのドロビアでのコロニー化プロジェクトが永久に中止となったそうです。
読み進めると、ミアとノアの名前が記事内に登場していました。なんと彼らは生き延びていて、夫婦になっていました。しかしミアは事件で両親を失ったようです。
ここでミアの授業のことを少し思い出しました。確か、ニュージョランとガーラはチラニウム採掘の利権をめぐって争っているというような話がありました。それがひいては宇宙の覇権争いに繋がるほどの重要事項であると。
鉱山での爆発と、ニュージョランのコロニー計画中止の裏には何か陰謀めいたものがあるのかもしれません。
帰宅
そんなことを考えつつ、ローラに会いに行きます。ローラと話してみると、会話の雰囲気も悪くはなく、ふたりの関係は思っていたより良好そうです。軽い会話を終えて、ニールはローラのもとを去りました。
ここ、ガーラのルーヴィルは空飛ぶ車が行き交うような近未来的な街なのですが、レトロな欧米の街並みの雰囲気もあり、不思議な感じです。
帰りがけに、自動販売機でタバコを買うニール。ちなみに、ニールにタバコを吸わせるか禁煙させるかはプレイヤー次第だそうです。
ハードボイルドな雰囲気に合わせて、時々はタバコを吸ってみてもいいかもしれません。
家の前まで進むとスマートホームが迎えてくれました。
ポンコツな感じの会話がかわいい(コンラッドはニールの苗字です)。
帰宅し、ペットのカメレオン?を撫でたりタバコを吸ったりした後でベッドに潜り込みます。
ちなみにニール、パジャマに着替えることなくスーツにコート姿のまま眠りについております。
事件発生
真夜中、上司のゲイリーからの電話で叩き起こされました。なんと、ドロビアの外務大臣であるバニーが撃たれて死亡したとのこと。
これはガーラとドロビアの惑星戦争に発展しかねないほどの大問題だそうで、ニールたちはかなり焦っているようです。
急いで現場に駆けつけると、ゲイリーが迎えてくれました。現場はバニーの別邸です。バニーは何者かに狙撃されたようで、ニールはバニーがどの建物から狙撃されたのか調査するように告げられます。
ゲイリーの話で気になったのが、バニーには神父が同行していたという情報です。バニーの信仰の事情が気になったのでセルを開いて調べてみました。
- セルで見ることができる用語集によると、バニーはドロビアの外務大臣で、ドロビア独立運動の立役者であり、サヴィアンであるそうです。
- サヴィアンとは、宗教的な信仰を持つ信徒のこと指すようです。
- 信仰の対象や教義などについてはまだわかりませんが、サヴィアンは反科学的な面があるようです。また、差別や偏見の目に晒されることもあるそう。
ゲイリーも、彼らを扱いにくく話が通じない人たちだと思っている様子です。今回の事件のみならず、この世界ではサヴィアンはひとつの重要なキーワードになりそうです。
ともかく、ついに事件発生、そして調査のはじまりです!こういうのがやりたかったのでテンションが上がってきました!
次回へ続く!