メイロのゲームパノラマ

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#6 Lacuna プレイ日記 ネタバレ有(ゾーラ登場〜教会)

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 ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください

 

 

 

ゾーラたちの目的

 

前回、自宅で待ち構えていたゾーラに「あなたの娘を誘拐した」と告げられたニール。混乱しながらも、慎重に彼女に話を聞いていきます。

 

ボイトとゾーラはリベレーターの一員ではなく、金で雇われた請負人だったようです。データの受け渡しが失敗した結果、リベレーターが金を支払いを拒否しているので怒っている様子。あのデータの内容はゾーラも知らないようで、ニールたちもデータの中身を知らないことに驚いているようでした。ゾーラの目的はデータを手に入れることのようです。

 

とにかくニールはローラを人質に取られ、ゾーラの言うことを聞くはめになります。ゾーラは手始めに、ニールのセルを使ってCDIハッキングをしかけると言い出します。ゲイリーのIDを使ってハッキングするのでニールは疑われずに済むとのこと。

 

ここで、セルを渡すことを拒否するか、ニールのIDを使わせるか、ゲイリーのIDを使わせるか選ぶことになります。

 

ローラの身の安全が第一ですが、あんなに仕事熱心でいい奴のゲイリーに疑いをかけさせるわけにはいきません。ニール自身のIDであれば、娘が人質になっていたことで言い訳も効くはず。

 

ニールのIDを使うようゾーラを説得したところ、ゾーラは折れてくれました。本当は駒にするつもりのニールのIDを使うのは都合が悪いようで、ボスの予定にないことだとこぼします。ゾーラのボスとは何者なのでしょうか。

 

去ろうとするゾーラに、これは正しいことなのかと問うニール。どうやらゾーラも少女を誘拐するような仕事を快く思ってはいないよう。ゾーラの心は揺れているようです。

 

ニールは、彼女にローラの身の安全を約束してもらうかわりに、ボイトへのメッセージを伝えることを提案します。ニールはボイトとゾーラがお互いを大事に思っていることを見抜いていました。彼女は提案を受け入れ、ボイトに伝えるメッセージを告げました。そのメッセージとは「月は南から昇る」なんか暗号めいててカッコイイ。

 

ゾーラは暗殺事件に関わるようなガチの犯罪者ですが、金のためなら平気でなんでもするという人物ではないようです。

 

キャサリンへの報告

 

ゾーラが去った後、ニールは激しく取り乱します。キャサリンに連絡することができず、キャサリンがニールの家のドアを叩いても出ることができませんでした。娘が誘拐されたという恐怖、その事実をキャサリンに伝えるかどうかという葛藤。モノローグでニールは「決断した」と言いますが、キャサリンに伝えるかどうかはプレイヤー次第です。

 

正しい選択かは分かりませんがキャサリンローラの身に起きたことを伝えに行きます。彼女は当然パニックになりますが、ニールがなんとかなだめます。彼女をひとりで家に置いていかなければならないのが心苦しい。

 

本部へ向かう途中、電話が。なんと相手はローラ!なぜこの人たちが言ってたIDを使わせなかったの、言うことを聞かないと殺されちゃう!と怯えています。

 

この言葉を聞いてさっきの選択肢を後悔しました。ゲイリーを利用させるわけにはいかない!とイキった結果、ローラに怖い思いをさせてしまいました。ローラごめん。ゾーラには人間らしい暖かさを感じましたが、上の人間は容赦がなさそうです。

 

電話が切れ、ベンチに座り込むニール。モノローグすらありませんが無言だからこそ重い心情が伝わります。

 

CDI本部

 

局長の決断

 

本部でゲイリーやサイトウと話します。彼らに顔色が悪いとか元気がないとか見抜かれますが、やはりローラのことは話すことができないニール。

 

サイトウはコックスの情報を得ていました。彼はドロビア育ちのサヴィアンで、両親もドロビアで警備会社を経営していたとのこと。しかし40年前の第二セクター事件がきっかけで、事業は潰えたようです。

 

続いて局長が捜査官たちを集めて話をします。彼は今回の件の責任を取って辞任するそうです。たぶんバニーが殺された時点で、みんなその覚悟はしていたんだと思います。でもパパ活中にデータ盗まれた件もちゃんと説明してください局長!説明責任を果たしてください!

 

ニールは、現場に関わっていない局長が辞任する必要はないと思っているようです。辞任は司法長官の圧力だ、と。確かにそれもあるけど、個人的にはこういう時責任を取るのがお偉いさんの役割だと思います。

 

尋問

 

続いて、ボイトの2度目の尋問に向かいます。彼は相変わらず多くを話しませんでしたが、ニールの娘がゾーラたちに誘拐されたこと、ゾーラから伝言があることを伝えると、少しの情報をくれました。

 

彼らの組織は巨大なもので、ボイトが把握しきれないほどの拠点があちこちにあること。ゴンザレスに仕事を依頼したのはチラニウム業界の誰かであること。そしてゾーラへの伝言を預かりました。

 

続いてコックスに尋問。コックスはガーラを憎んでいるようです。ガーラには住みたくて住んでいるわけではない、と語りました。彼は、ガーラに信頼できる会社を置いておきたいというリベレーターの目的のためにここで事業をやっていたようです。任務は全てドロビアからのもので、荷物を運んだり、身辺警護をしたり、なんでもやる、と。意外と素直に色々話してくれました。

 

ガーラでのドロビア人やサヴィアンに対しての差別迫害は根強いようです。そうでなくてもガーラはドロビアを都合よく支配し、チラニウムの利権の甘い蜜を吸っているわけですから、ドロビア人やサヴィアンがガーラを恨むのも無理からぬことです。

 

しかし、コックスゴンザレスといったこの事件の関係者はハッキリとドロビア独立派なんですよね。やはりリベレーターは、ドロビア独立に反対するような過激行為を演じることで、逆にドロビア独立の動きを加速させることが目的なのでしょうか。

 

ムーアの動機

 

次に、ムーアの動機を調査します。シートの選択肢は、ナショナリズム病気の妻麻薬中毒の3つ。

 

この中にピンときた選択肢がありました。ムーアの家に行った時、調査モードで肺疾患の薬を見つけていたのです。これを踏まえて手がかりを見ていきます。

 

まずはムーア家の銀行取引明細。目につくのが薬品関係の支出です。金額は大きく、警備会社からの給料では賄えないほどです。

 

さらにムーアと夫人の経歴を見てみます。ムーア夫人は、ミレックス鉱山の専門家としての経歴を持っていました。勤務場所はフェムス鉱山のホープ

 

鉱山のホープこの言葉はムーアの家でダウンロードした記事の中で見た記憶がありました。それはミレックス社の裁判の記事で、以下のような内容でした。

 

  • かつて、ミレックス社の採掘室で働いていた従業員が有毒ガスに晒され、肺に後遺症を負うという出来事があった
  • この採掘室がホープと呼ばれていた
  • 長い裁判の結果、ミレックス社の責任は問われず、被害者への補償も行われなかった

 

ムーア夫人も、ホープでの有毒ガスで後遺症を負った職員のひとりなのでしょう。そして高額の薬代を必要としていた。

 

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つまり、ムーアの動機は病気の妻だ!

 

早速ムーア夫人に話を聞きにいきます。彼女は夫がやろうとしていることを知らなかったようです。ムーア夫人は夫を守ろうとしますが、犯罪の実行前にムーアを捕まえれば、実行後に捕まるより罪が軽くなる、と説得します。

 

彼女は夫が滞在しているホテルを教えてくれました。また、彼女はこれから生まれてくる息子のために夫を守ってほしいと懇願します。夫が逮捕されたらどうすればいいのかわからない、と。彼らの家庭を壊したくはありませんが、今のニールにできるのはムーアが罪を重ねる前に彼を捕まえることだけです。

 

ムーア夫人が教えてくれたホテルは、サヴィアンにとって重要な教会の付近でした。ニールは教会で次の襲撃が行われることを確信します。

 

この情報をCDIに報告すればもうゾーラには話せないし、これをゾーラに伝えるならばCDIには話せない。ニールは逡巡します。……ということは、この先どちらかを選ぶことになるはず。今のうちに心を決めておきます。

 

今後、ローラが無事に帰ってくるまでは、同僚を犠牲にしようと自分が仕事を失おうと、ゾーラたちの言うことに従うことに決めました。CDIの人間は自分の身に起こることについての覚悟を持っています。少なくとも未成年の子どもよりは。さっきのローラの電話でそれを突きつけられました。

 

ゾーラとの対話

 

帰ろうとするとゾーラが待ち構えていました。人通りのない場所に移動し、彼女と話をします。捜査の進展はあったか聞かれたので、襲撃の目的地がわかったことを伝えます。

 

彼女の組織はリベレーターの黒幕を突き止めるため、実行犯を捉えるつもりのようです。現場にはCDIを連れてこないで、とのこと。こんな危険なことを黙っていたことがバレたら仕事を失うレベル、というか、罪に問われるレベルじゃないでしょうか。しかしやむを得ません。彼女の組織のやることに反抗はできないのが現状です。

 

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すると唐突にゾーラに「ビールでも飲む?」と聞かれて拍子抜けしました。

 

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ニールも驚いたようです。ローラが誘拐され、それをCDIに伝えることもできずピリピリしているのに、なんだか気が抜けました。もうビールでもなんでも飲んだれ、ということでヤケクソ気味に「飲む」と答えます。

 

なぜかゾーラと缶ビールで乾杯することになったニール。ボイトにメッセージを伝えたか尋ねられたので、メッセージを伝えたこと、ボイトからもメッセージを受け取ったことを話しました。あの言葉は暗号ではなく、子供時代からの合言葉のようなものだったみたいです。

 

さらに、ゾーラは彼女の考えを話してくれました。彼女は善人ではありませんが、子どもを誘拐するような仕事はやりたくないようです。ローラと話して、彼女のことをいい子だと思い、傷つけたくないと思ったそうです。しかし、ボスに逆らうことはできないそう。

 

誘拐犯と被害者の父親というおかしな関係ですが、どういうわけかゾーラとニールは少し歩み寄れた気がします。今日のところはこれでゾーラと別れました。

 

ゾーラと別れた後でゲイリーから電話が。収穫はなかったと嘘をつきます。帰って寝るように言われますが、ニールは教会に向かいます。CDIを連れていけない以上、少しでも被害を広げさせないためにできることをする覚悟のようです。

 

ローラの安全のためとはいえ、職業上の義務に反する選択肢を選ぶのはしんどいものがあります。単純な罪悪感と、バレたらどうなるんだろうという不安感。でもゾーラが人情のある人だったことだけがちょっとだけ救いになっています。

 

教会

 

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襲撃予定地に到着。日は暮れ、教会は閉まっていました。警備員に忘れ物をしたと嘘をつき、教会に入れてもらいます。

 

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忘れ物は、えーと、あれですあれ、バワスです(適当)。バワスを忘れるのはサヴィアンあるあるらしいです。ちなみにこのバワスという言葉、バニーの別邸を捜査してる時に出てきていました。

 

教会の屋根裏部屋を探索すると、ムーアを発見しました!

 

しかしこのタイミングでゾーラとその仲間たちが現れます!鉢合わせるニールとムーアとゾーラたち!

 

次回へ続く!