ストーリーのネタバレを含みますのでご注意ください
- LOOP 48 廃人
- LOOP 50 沙明とボノボ
- LOOP 51 コメットの密航
- LOOP 52 ラキオのクイズ
- LOOP 53 リトルグレイ
- LOOP 56 バグ優先
- LOOP 57 人間の音
- LOOP 58 天国
- LOOP 61 グノーシアのコメット
前回、いつも通りループを開始すると見慣れぬ光景が広がっていました。
LOOP 48 廃人
謎のビーチで寝そべるアラビアンな雰囲気のジョナスと彼のそばに控えるステラ。
主人公は客人としてジョナスと対話していたようです。そして襲撃が発生し、ジョナスはステラに一乗員として振る舞うように告げます。これは、皆が船に逃げ込む前のルゥアンでの記憶でしょうか。
どうやらステラはジョナスの部下だったみたいです。特に知り合いらしい振る舞いをしていなかったのはジョナスの指示だった模様。それにしてもジョナスはまわりくどいポエムみたいな表現を多用するので、部下として具体的な指示が欲しいであろうステラはなかなか苦労が多そうです。
1日目の自由時間に格納庫に行くと、ジョナスが現れます。貴重品もある場所なので気楽に入ってもらっては困る、と注意されてしまいました。素直に謝り、その場は収まりました。
そして、ジョナスはステラをどう思うかと聞いてきました。選択肢は、優しい人だ、好きだ、信用できないの3つ。
グノーシアの時のステラは怖いのですが、普段は基本的に人当たりも良く親切だと思っています。でもわかってる奴感を出してみたいので「信用できない」を選んでみました。
すると君はなかなか鋭いなと言われました。ジョナスいわく、ステラは連合政府から送られてきた世話役兼監視役だそうです。ジョナスがこの船を入手した頃からの付き合いだとか。しかし得体が知れないところがあり、特に最近は奇妙に思うことも多いそう。
空間転移の時間になったので、ジョナスとはここで別れることになりました。部屋を出ると、LeViから話しかけられます。ジョナスの言うことをあまり気にしないように、と。
確かにジョナスは宇宙開拓時代の英雄ではあるが、それも過去の話。今は目的もなく宇宙を放浪し、その常軌を逸した言動で周囲が混乱に陥ることもあるとか。
彼と関わるのはお勧めできない、ジョナスは宇宙連合公認の廃人なのだから。LeViはそう話しました。ジョナスの乗員データが更新されました。
擬知体であるLeViがここまで自分の意志のようなものを出してきたのは初めてな気がします。それに、確かにジョナスは変な人ですが廃人とまで言うのはさすがに言い過ぎな気もします。なんだかLeViの言葉に不気味さを感じました。
3日目、前日にコールドスリープしたステラはグノーシアだった、とドクターのSQが報告しました。今回SQが人間であることは確定しているので、ステラがグノーシアだったことも確定となりました。
その後ジョナスとLeViのことで何か起きるかなと思ったのですが、ジョナスは襲撃されて消滅し、何事もなく人間側の勝利で終了となりました。
LOOP 50 沙明とボノボ
今回はグノーシアです。ステラ、沙明、夕里子が仲間になりました。
1日目の自由時間、娯楽室にいた沙明と話しました。前回失敗に終わった「お互いに生き残ったら昔の話をする」という約束を果たしてもらうため、今度こそ生き残れるでしょうか。
6日目、グノーシア側の勝利条件を満たしました。沙明も無事生き残っています。ちなみに残った乗員はどうなったのかというと、まとめて格納庫にブチ込んだ(沙明談)そうです。
沙明は約束通り、子供の頃の話をしてくれました。
沙明の両親は研究者をしていて、沙明は知性化されたボノボたちに囲まれて育ったそうです。賢く、力持ちで、気のいいボノボたちは沙明の友達だったそう。しかしある時、どこかのお偉いさんの気に障ったらしく、みんな処分されてしまったと言います。
沙明は今まで誰にも話していなかったこの話を主人公に語ってくれたそうです。沙明の乗員データが更新されました。
沙明にも悲しい過去があったんだな、としんみりしていると、沙明がアレだろ、はいはい、わかってますよ、というようなことを言い出します。
言わんとしていることを図りかねる主人公に、沙明は「思い出話なんざ聞きたがるのは、俺が欲しいからだろ?」と言い放ちます。
予想外すぎる発言に言葉を失う主人公。沙明は世話になった主人公に精一杯ご奉仕するとのことです。
主人公はこの申し出を受け入れたのでしょうか……。
LOOP 51 コメットの密航
1日目の話し合いの後、ジムに行くとシピとコメットがいました。
シピは体が資本となる仕事をしているため、体が鈍らないようにトレーニングしているようです。シピは貨物船のクルーとして働いている、と話してくれました。しかし、彼は乗っていた船とルゥアンではぐれてしまったようです。
ちなみコメットはシピが乗っていた船で密航してきたそうです。コメットを元居た星から連れ出したのはシピだそうです。シピの職業情報とコメットの密航情報が乗員データに追記されました。
今回はいい感じで進んだと思ったら、6日目にバグの存在により敗北しました。
LOOP 52 ラキオのクイズ
1日目の自由時間にラキオの部屋に行くと、音声伝達なんて旧時代的だと愚痴っていました。ラキオは概念伝達に慣れていて、言葉で話すのは無駄だし抜け落ちる情報が多過ぎると不満なようです。
ひとつ例をあげようか、と言うラキオ。またラキオのクイズがはじまりました。問題は次の通り。
主人公、ラキオ、SQの3人が船に残っている。ラキオはエンジニアの報告によって人間であることが確定している。そしてSQは明らかに嘘をついている。SQは確実にグノーシアだと言えるか?
3人が残っていてまだ勝利敗北条件が満たされていないということは、この中のひとりはグノーシア。ラキオは人間確定。SQは嘘をついている。しかし、ラキオが人間だと報告したエンジニアが主人公だとは言っていない。ということは、主人公がグノーシアで、SQがAC主義者かバグの可能性がある。
ということで確実にグノーシアとは言えない、と答えると、正解でした。やったー!ラキオのことだからひっかけがあると思って真面目に考えたので嬉しい。
主人公が正解するとやっぱりラキオは不機嫌です。でもここまできてあえて不正解を選ぶのも悔しいので正解を貫きました。
今回、主人公はグノーシアでした。6日目にグノーシア側の勝利で終了しました。
LOOP 53 リトルグレイ
2日目、食堂に行くとしげみち、ラキオ、沙明が話していました。わりと珍しいメンツな気がします。
しげみちはグノーシアに消されたらどうなると思う?と聞いてきました。選択肢は、消えるだけ、転生する、別の宇宙に行く、の3択。まだはっきりしたことはわかりませんが、グノーシアになった人たちはよく別の宇宙に行く、に近い発言をしている気がします。
別の宇宙に行く、と答えると、ラキオが良い意見だと褒めてくれました(主人公にしては、という言い回しですが)。
ラキオはグノーシア自身が人間を消す目的を理解しているか疑問に思っているようです。しょせん異星体グノースの触手でしかないのでは、と。確かに主人公がグノーシアになった時はそんな感じです。
それを聞いていたしげみちが、そういうことじゃない、オマエラにはロマンが足りない、と言い出しました。
しげみちの説では、グノーシアに消された人間はタイムスリップするそうです。しげみちは、千年くらい前の地球にリトルグレイという宇宙人の目撃証言がある、と語り出します。
偶然にしてはあまりにも似過ぎているし、そのリトルグレイはタイムスリップした自分自身に違いない、と主張するしげみち。
その話を完全にスルーするラキオ、沙明、主人公。
「過去に転移してリトルグレイになるらしい」というしげみちの乗員データが追記されました。こんな適当な情報を追加していいんでしょうか。
今回は5日目にコールドスリープされて終了しました。
LOOP 56 バグ優先
3日目、話し合いの途中でオトメが「今はグノーシアに投票しない方がいい」と言い出しました。
恐らくまだバグが残っている、グノーシアを全員眠らせてしまうと宇宙が崩壊してしまうのでバグを優先しなければならない、という説明をしてくれました。オトメは幼さを感じさせる口調で話しますが、実は賢く理論派です。
非常に合理的な話でラキオも感心したようです。
今回主人公はグノーシアで、5日目にグノーシア側の勝利で終了しました。ちなみに今回のバグはラキオでした。
LOOP 57 人間の音
1日目の自由時間、食堂に行くとしげみちとオトメがいました。
しげみちは、自分はバグかもしれないと思っているそうです。どういうこと?と困惑するオトメ。どうやらしげみちは自分は周りの人たちと違うからバグなのではないかと思ったようです。
ずっと突っ込みたかったことをしげみちが自問してくれました。
とにかく、自分は人間ではないかもしれないから気をつけるようにと言うしげみち。しかし、オトメはしげみちは人間だと思う、と言います。
しげみちがバグかどうか、そういうことはわからないけど、しげみちはちゃんとした人間の音がするそうです。さすがイルカの聴覚。
今回は3日目にグノーシアに襲撃されて終了しました。
LOOP 58 天国
3日目の話し合い後、主人公は疲れをとろうとシャワールームに向かいます。
すると、ジナの姿が。誤って使用中のドアを開けてしまったようです。「逆ギレする」という選択肢も出てきましたがここは素直に謝ります。
ジナは、自分がロックを忘れていただけだから気にしないでと言ってくれました。それに主人公なら見られても嫌じゃないから、と。
そういうことならと「じっくり見る」という選択肢を選ぶと、嫌じゃないけど、ちょっとどうかと思う、と言われてしまいました。
その後、服を着たジナとまた明日と挨拶して別れました。
6日目、全てのグノーシアがコールドスリープしました。するとジナとの会話が発生。ジナは、グノーシアがヒトに戻ればいいのにと言います。
ジナの母親はヒトをやめて、天国 ──蓋然計算領域に行ったそうです。教会に行けばいつでも再計算された母に会える、でも自分の知っている母には会えない、と呟くジナ。
変わってしまったものは戻らない、当たり前だけど寂しいね、とジナは言います。
ジナの乗員データに「母親が肉体を捨てて電脳化した」という項目が追記されました。これでジナの特記事項が全て埋まったようです。
蓋然計算領域や電脳化、といった言葉が出てきましたが、ようは肉体を捨てて脳の記憶や人格のようなものをデータ化するという感じなのでしょうか。ジナの母親が電脳化した理由はわかりませんが、この世界にはそういう技術があるようです。
LOOP 61 グノーシアのコメット
今回はグノーシアです。仲間はコメットとしげみち。
コメットは自分がグノーシアだということはすぐにばれそうだとぼやいています。足を引っ張りそうだから、そうなった時は自分を見捨てるようにと念を押されました。
1日目の夜。グノーシアとして活動する時がやってきました。
次回へ続く……。